「ヤッサ」は彼らが2009年の活動休止まで10年連続で実施していた恒例イベントで、バンドが復活した2014年にも万博公園もみじ川芝生広場で行われている。快晴とはいかないまでも、夏らしい気候に恵まれたこの日。「ヤッサ」のオープニングナンバー「世界の国からこんにちは」が流れる中、ステージに巨大な宝箱のような箱が登場し、その中からウルフルケイスケ(G)、ジョンB(B)、サンコンJr.(Dr)が登場する。そして「ウルフルズのボーカル、魂揺さぶる男、トータス松本!!」というアナウンスを経て、トータス松本(Vo)が堂々と姿を見せた。
ライブの1曲目を飾ったのは9月9日リリースのニューアルバム「ボンツビワイワイ」のタイトル曲「ボンツビワイワイ」。42人のダンサーが踊る中で4人は熱演を繰り広げ、オーディエンスのテンションをいきなりピークへと導く。さらに「SUN SUN SUN'95」「バンザイ~好きでよかった~」など懐かしいナンバーが披露されていった。トータス松本はMCで「毎年来てくれている人、初めて来てくれた人、毎年連れて来られちゃっている人、今年たまたま連れて来られちゃった人……(笑)、とにかくみんな来てくれてありがとう!」と感謝の思いを口にする。また「全力で心を込めてやるから、最後まで楽しんでいってください!!」と叫んだ。
本編の中盤では、会場の中央に設営されたステージに移動してパフォーマンスを行った4人。このステージでは、普段はライブのラストで演奏することの多い「いい女」などをプレイしたほか、ウルフルケイスケが自身の50歳を記念して「君にささげよう」を弾き語った。
メインステージに戻ったメンバーは、アルバム「ボンツビワイワイ」の収録曲「ロッキン50肩ブギウギックリ腰」を皮切りにライブの後半戦をスタート。「ええねん」「それが答えだ!」「ガッツだぜ!!」「バカサバイバー」というアッパーチューンを次々と演奏し、1万8000人をおおいに熱狂させる。
アンコールでは「ヤング ソウル ダイナマイト」と「あーだこーだそーだ!」の2曲を、ダブルアンコールでは「ウルフルズ A・A・Pのテーマ」と「あついのがすき」の2曲を全身全霊でプレイした4人。全25曲が披露されたあと、花火が打ち上がる中で今年の「ヤッサ」は締めくくられた。
なおウルフルズは9月12日よりライブハウスツアー「ボンツビアツアツ」、11月11日からはホールツアー「ボンツビカイカン」を開催。2016年1月23日に兵庫・ワールド記念ホール、27日に東京・日本武道館にてアリーナ公演「ボンツビデカデカ」を行う。
ウルフルズ「クリアアサヒ Presents OSAKAウルフルカーニバル ウルフルズがやって来る! ヤッサへ15! ボンツビパーティー!!」
2015年8月29日 万博公園もみじ川芝生広場 セットリスト
01. ボンツビワイワイ
02. SUN SUN SUN'95
03. バンザイ~好きでよかった~
04. ホンキーマン
05. 愛撫ガッチュー
06. ワルツ!
07. てんてこまい my mind
08. 愛がなくちゃ
09. 君にささげよう
10. ステキだね
11. ワンダフル・ワールド
12. あの娘に会いたい
13. いい女
14. ロッキン50肩ブギウギックリ腰
15. ダメなものはダメ
16. 大阪ストラット
17. 胸の…
18. ええねん
19. それが答えだ!
20. ガッツだぜ!!
21. バカサバイバー
<アンコール>
22. ヤング ソウル ダイナマイト
23. あーだこーだそーだ!
<ダブルアンコール>
24. ウルフルズ A・A・Pのテーマ
25. あついのがすき
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リンク
- ウルフルズ オフィシャルサイト : ULFULS.com
- ウルフルズ 全国ツアー開催決定!
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