長谷川雅洋(Vo)率いるコーラスグループ・
この公演はBe Choirの2ndアルバム「Lift」が7月18日に発売されることに先駆けて行われたリリースパーティ。アルバム表題曲のインストナンバーをBGMにバンドメンバー6名と長谷川ら40名を超えるコーラス隊がステージに現れ、エネルギッシュに1曲目「Keep On Trying'」を歌唱すると、四つ打ちのビートと幾重にも重なった歌声が会場に響きわたり観客の手拍子を誘う。続けて彼らはファンクチューン「雑食Animal」をプレイ。メインボーカルを務める長谷川は機敏なモーションとともに伸びやかに歌を届け、コーラス隊も鮮やかなコーラスを入れる。そして客演者としてステージに登場したカマタミズキ(Vo / the Marddies)とHiro-a-key(Rap, Vo)も歌やラップを重ね、観客をより一層盛り上げていった。
客席からの喝采を受けながら「最高!」と話し笑顔を見せるメンバー。彼らはしっとりとしたスローナンバー「彼岸」、コール&レスポンスとハンドクラップで会場に一体感を作り上げた「Hands Up」、DREAMS COME TRUEのカバー「何度でも」といった楽曲を次々に披露。そして長谷川は「みんなこの曲知ってるでしょ!? 歌えますね?」と煽り、定番ゴスペルソング「Oh Happy Day」を観客を巻き込んでエモーショナルに合唱した。
音楽への純粋な気持ちを歌にした「ムジクス-musicus-」をミラーボールの光に包まれながら届けたあと、コーラス隊がステージ上から一時退出。Hiro-a-key、Tom Isk(Vo)、長谷川のボーカルをそれぞれフィーチャーしたナンバーがバンドと数人のシンガーによる少人数編成で展開される。終盤には再びコーラス隊が再登場し、彼らはリードボーカルにカマタを迎えてレゲエナンバー「Give Your Love」をパフォーマンス。本編ラスト曲はメインボーカル・Chihiro(Vo)が世界中の子供たちに向けたメッセージを歌詞にしたメッセージソング「To Our Children」で、Chihiroはバンドが奏でる情緒的なメロディと優しいコーラスの歌声に乗せて楽曲を力強く歌い上げた。
アンコールでは長谷川が自身の過去の体験から能動的に生きる重要性をオーディエンスに伝え、その思いを歌詞にした「風にまかせて」を川相賢太郎(G)と2人で静かに披露。最後はこの日登場した全メンバーを呼び寄せ、総勢51名でゴスペルクラシック「Joyful, Joyful」を合唱した。
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長谷川雅洋 @ma_haseg
ステージ上に50人以上!Be Choir新作リリパで壮観ゴスペル披露 - 音楽ナタリー http://t.co/eMo5zkDtza