NECRONOMIDOL、卒塔婆と縛り地蔵をバックに熱狂ライブ

NECRONOMIDOLが6月30日に東京・新宿LOFTにて結成1周年を記念した単独ライブ「ANNO UMBRAE」を開催した。

暗黒系アイドルユニットとして人気を博し、東京を中心に熱狂的なライブを繰り広げるネクロ魔。この日は彼女たちの活動1周年を記念した単独ライブということもあり、ステージ上には多数の卒塔婆が立ち並び、縛り地蔵が置かれ、線香が焚かれるなど、およそアイドルのライブとは思えないステージ装飾で特別感を演出した。また新加入したメンバーの久坂華恋、夜露ひなにとっては初めての単独ライブということもあり、5人体制になったネクロ魔の新たなステージパフォーマンスにも注目が集まった。

ライブは柿崎李咲、瑳里、九十九ほたるの怪しげな舞いからの「あたいの爪痕」で幕開け。間髪入れずに5人で「Vulture」を投下し序盤からファンのテンションを急上昇させる。中盤では+桃尻東京テレビジョン+とのコラボ曲「無敵のスターガール」やハシダカズマ（箱庭の室内楽）作曲の「puella tenebrarum」「Astodan」といったさまざまな楽曲を連投し、テンションの上がったメンバーは次々とフロアへダイブしていく。

ラストナンバー「Skulls in the Stars」では、メンバーの歌唱に合わせてファンは激しいコールを行い、フロア前方はお祭り状態に。最後はメンバー全員がステージで倒れ込み、熱狂的なノンストップライブを終えた。メンバー全員が動かぬステージ上にプロデューサーのリッキー・ウィルソンが現れて、ひと言「死んだね（笑）」と発言。その後リッキーは9月13日に台湾・Pipe Live Houseにて初の海外公演を行うことと、12月に3rdワンマンライブを行うことを発表した。3rdワンマンライブの詳細は後日発表されるとのことなので続報を待とう。