ギブソンが松本孝弘モデルのファイアーバード開発

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過去に「TAK MATSUMOTO Les Paul」「TAK MATSUMOTO DC」という松本孝弘(B'z)のシグネチャーモデルを開発してきたギブソン・カスタムから、新たなギター「TAK MATSUMOTO FIREBIRD」が発売されることが決定した。

「TAK MATSUMOTO FIREBIRD」を構える松本孝弘。

「TAK MATSUMOTO FIREBIRD」を構える松本孝弘。

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松本は2012年11月に、2ハムバッカ―に改造して使用していた本人所有のファイアーバードVについて「気に入っているファイアーバードのデザインはなるべくそのままに、演奏時のボディバランスと操作性を好みによせたモデルが作れないか」とギブソンに相談。エンジニアのエドウィン・ウィルソンをはじめとしたギブソン・カスタム開発チームは「本人、我々ともに納得のいく、新たなTAKモデルと呼ぶにふさわしい完全新設計のファイアーバードを作ろう」と考え、2013年から「TAK MATSUMOTO FIREBIRD」プロジェクトが本格始動した。

松本の希望を受けて、ヘッドストックはレスポール、ネックはDCのスタイルを継承するプレイアビリティとコントロールレイアウトを採用。カラーリングはギブソン側の提案によるフレイムメイプルトップで、プロジェクト初期段階における2タイプのプロトタイプが制作された。

同年9月、神奈川・日産スタジアムで開催されたB'zのデビュー25周年記念ライブの直前に松本のもとに最初のプロトタイプが届けられ、同公演のリハーサル時にサウンドチェックを実施。この段階ですでに実用レベルの仕上がりであることが確認されたが、操作性を向上させるためにわずかにボディサイズを下げたいという新たなリクエストを反映させるために、数パーセント単位でボディを縮小することが決定した。

そして昨年5月、すべての課題をクリアしたサンバーストとチェリーの2本のプロトタイプが完成。松本のソロツアー「Tak Matsumoto LIVE 2014 -New Horizon-」でメインギターに採用され、「期待以上にクオリティの高いサウンド」という賛辞が贈られた上で製品化が確定した。同年9月には新たに追加されたトランスブラックバーストの最終プロトタイプも仕上がり、B'zのニューアルバム「EPIC DAY」にあわせて今年3月に発売されることとなった。

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