堂々完結!キュウソ、バレンタインデーにワンマンツアーファイナル

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2月14日に東京・豊洲PITにて、キュウソネコカミのワンマンライブ「DMCC -REAL ONEMAN TOUR- EXTRA!!!~Don't Make ChoColate~」が開催された。

キュウソネコカミ「DMCC -REAL ONEMAN TOUR- EXTRA!!!~Don't Make ChoColate~」東京・豊洲PIT公演の模様。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle Photography])

キュウソネコカミ「DMCC -REAL ONEMAN TOUR- EXTRA!!!~Don't Make ChoColate~」東京・豊洲PIT公演の模様。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle Photography])

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1月より「DMCC-REAL ONEMAN TOUR-~ドコまでもチョコチョコ~」と題したワンマンツアーを実施してきたキュウソネコカミ。バレンタインデーに催された今回のライブはツアーの追加公演にあたり、単独公演としてはバンド史上最大のキャパシティを誇る豊洲PITが舞台となった。

ヨコタシンノスケ(Key, Vo)(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle Photography])

ヨコタシンノスケ(Key, Vo)(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle Photography])[拡大]

メンバーがステージに登場すると、まずはヨコタシンノスケ(Key, Vo)が手拍子でファンを煽る。全員が楽器の準備を整えると「GALAXY」から演奏をスタートさせた。彼らは休みなく「OS」「テレキャスばっか」とアップテンポなナンバーを次々と披露し、オーディエンスのテンションをどんどん引き上げていく。

ヤマサキセイヤ(Vo, G)(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle Photography])

ヤマサキセイヤ(Vo, G)(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle Photography])[拡大]

「空芯菜」が終了すると、MCでヤマサキセイヤ(Vo, G)は「正直、追加公演で(会場が)豊洲PITって聞いたとき『頭おかしいんちゃうか』って。『埋まるかいな』って思って!」「(チケットが)売り切れって聞いたとき全員ガッツポーズした!」とうれしそうに振り返る。MCの勢いそのままに披露された「JP」では、途中オカザワカズマ(G)とカワクボタクロウ(B)がステージ前方に移動。アグレッシブなプレイで会場の熱気をさらに高めた。

オカザワカズマ(G)(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle Photography])

オカザワカズマ(G)(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle Photography])[拡大]

カワクボタクロウ(B)(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle Photography])

カワクボタクロウ(B)(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle Photography])[拡大]

「要するに飽きた」のあと、ヤマサキは「親孝行しとんかお前ら?」「どんなに自分の人生が楽しくなくても、金の貸し借りだけはな、あかんぞ……そういう曲を今からやる」と神妙な口調で観客に語りかけ「勇者ロトシック」を演奏。オーディエンスと「いつかは真面目に親孝行」「こつこつ真面目に親孝行」の合唱を行い、勢いを緩めることなくライブを進行していく。さらに「Scary song」演奏前にはヤマサキがおどろおどろしい語り口で怪談を披露し、バリエーション豊かなMCで観客を楽しませた。

公演も後半を迎え、メンバーは「DQNなりたい、40代で死にたい」にて頭上で手をあわせ、そのままモッシュを行う“1人ウォールオブデス”を行うようファンに説明する。さらにヤマサキは客席でライブを鑑賞していたフジテレビの軽部真一アナウンサーのもとへ、ファンに運ばれながら向かう。無事たどり着くと客席からの歓声を浴びつつ「ヤンキーこわい」コールでさらに場内を盛り上げた。そして「カワイイだけ」「何も無い休日」「ウィーワーインディーズバンド!!」「良いDJ」と一気に演奏したメンバーは、にこやかな表情でステージをあとにする。

ソゴウタイスケ(Dr)(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle Photography])

ソゴウタイスケ(Dr)(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle Photography])[拡大]

キュウソネコカミ「DMCC -REAL ONEMAN TOUR- EXTRA!!!~Don't Make ChoColate~」東京・豊洲PIT公演の模様。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle Photography])

キュウソネコカミ「DMCC -REAL ONEMAN TOUR- EXTRA!!!~Don't Make ChoColate~」東京・豊洲PIT公演の模様。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle Photography])[拡大]

ファンの声援に応えて実施されたアンコールでは、まずはじめにMCが行われた。ソゴウタイスケ(Dr)がファンとヤマサキにいじられ会場が和やかな雰囲気となる中、ヤマサキはスタッフに感謝に述べつつ「楽しいツアーもいよいよファイナルです」と感傷的に語る。しかしファンに「うるせえ!」と言われ、真面目なトークに水を差されてしまった。気を取り直したヤマサキの「キュウソのアンセムにしていきたいと思います」という紹介で、バンドは新曲「ハッピーポンコツ」を演奏する。続けて「お願いシェンロン」でヤマサキはステージ脇から“筋斗雲”と書かれたボードと「KMDT25」演奏中に使用したモッシュサークル指示用のボードを用意。ファンによって支えられた2枚のボードの上を歩き、客席中央まで移動すると四方八方に向かって“かめはめ波”のポーズを決めた。そのまま「私は歩く、人の上を」という歌詞で始まる新曲を披露しつつヤマサキはステージに戻っていき、最後の「ビビった」でファンの興奮は最高潮に。バレンタインデーにちなみPerfumeの「チョコレイト・ディスコ」が会場に流れる中、バンドはワンマンツアーの幕を下ろした。

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キュウソネコカミ「DMCC -REAL ONEMAN TOUR- EXTRA!!!~Don't Make ChoColate~」
2015年2月14日 豊洲PIT セットリスト

01. GALAXY
02. OS
03. テレキャスばっか
04. 空芯菜
05. JP
06. たば狂
07. 貧困ビジネス
08. 要するに飽きた
09. 勇者ロトシック
10. たまにいるタラシくん
11. なんまんだ
12. Scary song
13. ファントムヴァイブレーション
14. KMDT25
15. DQNなりたい、40代で死にたい
16. カワイイだけ
17. 何も無い休日
18. ウィーワーインディーズバンド!!
19. 良いDJ
<アンコール>
20. ハッピーポンコツ(新曲)
21. お願いシェンロン
22. 新曲
23. ビビった

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ちせ (ねむたい) @chise11011

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