「第5回
2010年にスタートし、今年で5回目を迎えた同コンテスト。今回は過去最多となる614組の応募が寄せられ、東京、大阪、愛知、福岡の4会場で行われた予選を通過した7組の女子中高生ガールズバンドが決勝へと進出した。
オープニングアクトとして最初にステージに登場したのは、昨年のグランプリに輝いたKANIKAPILA。彼女たちは2月25日に
続いてファイナリストたちによるパフォーマンスに突入。ファイナリストの中で最年少の中学1年生グループのN-pop project、来年度大学受験を控え並々ならぬ決意を燃やすR-glay、昨年もファイナルに進出した実力派のRANK、SCANDALと同じく大阪出身のHi-Dear、念願のファイナル出場となったLimit.、グランプリを獲るために別々のバンドメンバー同士が結成したひかほりっく、そして昨年コンテストに出場した軽音楽部の先輩から譲り受けた衣装を着ての参加となったwinry'sという7組がそれぞれ個性的な演奏を繰り広げた。彼女たちの熱演のあとにはSCANDALも登場して「DOLL」「Image」「Your song」など6曲を披露。HARUNA(Vo, G)は「ライブは技術だけじゃなくて心に響くもの。音楽って楽しい!って改めて思いました」と笑顔を見せた。
表彰式では、急遽設けられた「審査員特別賞」にwinry'sが、そしてグランプリにはひかほりっくが輝いた。HARUNAは「演奏力が高く、年々すごいレベルがあがっている。アレンジも自分たちでやってくれていてうれしかった! 今回グランプリになれなくても続けていくことが大事」とコンテストを総括。またRINA(Dr, Vo)は「品川ステラボールは私たちSCANDALがデビュー前に緊張しながらライブに立った場所。昨年グランプリを受賞したKANIKAPILAがこのステージに戻ってきて、メジャーデビューを発表しました。自分たちに憧れてくれてコピーバンドをしてきた子たちがデビューするって、時代は回っていくね。すごくうれしいことです」とKANIKAPILAにもエールを送った。
関連する特集・インタビュー
藤井フミヤ コメント
今回、同郷のガールズバンドがデビューするということで、藤井兄弟で曲を作りました。メンバーはまだ中3と高1という若さですが、演奏も唄も上手くて驚きました。「イッちゃえ!I Love You!」は彼女たちの若いパワーをより引き出し、ライブで盛り上がるための曲です。「卒業白書」は彼女たちが成長してゆく過程で、いろんな想いを卒業してゆく等身大な曲です。これから彼女たちがどんなバンドに育っていくのか楽しみです。
藤井尚之 コメント
同郷というだけで嬉しくなりますね。作曲の依頼が来た時に、テレビの映像を見せてもらったのですが、自分の若かりし頃を思い出し、青春まっただ中を音楽で謳歌している姿がとても微笑まかったです!! 僕なりに若い世代という事を意識せず曲を書いたのですが、見事に"彼女たちの世界"を作ってくれました。デビューというスタートラインに立ちましたが、まっすぐに突き進んでください。
関連商品
リンク
- SCANDAL Official website
- KANIKAPILA OFFICIAL WEB SITE
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
ぼり🌰 @R238_borie
SCANDALコピバンコンテスト開催、昨年覇者KANIKAPILAデビューも決定 - 音楽ナタリー http://t.co/3qlUry66NG