おなじみのSE「Burger Queen」で登場した川上洋平(Vo, G)、磯部寛之(B, Cho)、白井眞輝(G)、庄村聡泰(Dr)の4人は「Run Away」でライブを華々しくスタートさせる。「Waitress, Waitress!」では日本国内でのライブと同様に掛け声が発生し、会場は大きな盛り上がりを見せた。
MCで白井は流暢な中国語で「謝謝大家今天來」(今日は来てくれてありがとう)と話し、フロアからは割れんばかりの歓声が湧き上がる。川上と磯部も英語と日本語で観客と楽しげにコミュニケーションを取っていた。バンドは「Cat 2」や「Rocknrolla!」などのアッパーチューンを立て続けに投下したのち、「Travel」「spy」といったミドルナンバーも披露。エモーショナルな歌声と芳醇なメロディで場内を満たした。
川上は「THE WALLという“壁”を越えて、いつか台北アリーナでライブをやるから! そのときはこのTHE WALLで[Alexandros]のライブを観たんだって自慢してくれよ!」と言葉に力を込める。終盤では「Starrrrrrr」「Kick & Spin」の2曲でフロアを踊らせ、会場の熱気はいよいよピークに。バンドはラストに「Adventure」を届け、大合唱を巻き起こしてステージをあとにした。
観客たちは「Adventure」のコーラス部分の合唱で、[Alexandros]へアンコールを送る。それに応えて1人登場した川上は「自分の曲でアンコールをされたことがなかったので、感動した」と口にし、「This Is Teenage」をギター1本で弾き語った。その後川上がメンバーを招き入れ、4人は「For Freedom」を披露。ダブルアンコールでは「You're So Sweet & I Love You」を届け、約2時間半にわたるステージを締めくくった。
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