秦基博ツアー最終日に新曲披露＆弾き語りツアー発表

2008年12月28日 20:20 2 音楽ナタリー編集部

秦基博の全国ツアー「HATA MOTOHIRO CONCERT TOUR 2008-ALRIGHT-」が、12月27日に中野サンプラザホールで最終日を迎えた。

秦基博とは？

1980年生まれ、宮崎県出身のシンガーソングライター。横浜を中心に弾き語りでのライブ活動を開始し、2006年にシングル「シンクロ」でデビュー。柔らかな声と叙情豊かな詞、耳に残るポップなメロディで大きな注目を浴び、2009年に初の東京・日本武道館公演を実施。2014年発表の3DCGアニメ映画「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌「ひまわりの約束」は130万ダウンロードを超える大ヒットを記録した。2017年に神奈川・横浜スタジアムでワンマンライブを開催したほか、初のオールタイムベストアルバム「All Time Best ハタモトヒロ」を発売した。2021年には15周年記念ライブを神奈川・横浜アリーナ、大阪・大阪城ホール、東京・日本武道館にて開催し、2023年には3年ぶりの7thアルバム「Paint Like a Child」をリリース。2024年5月には、アコースティックライブシリーズ「GREEN MIND」を東阪の野音会場にて成功裏に終えた。同年11月20日に自身初のコラボレーションアルバム「HATA EXPO -The Collaboration Album-」を発表した。

秦は3月に初の武道館単独公演を開催。2009年もライブを中心に精力的な活躍を見せてくれそうだ。

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2ndアルバム「ALRIGHT」を携え、11月30日の新潟公演から始まった今回のツアー。チケットは軒並みソールドアウト、動員数は2万人を超えるなど秦にとって過去最大規模のツアーとなった。

ツアーファイナルとなったこの日、秦は集まったファンに向かって「一緒に最高のライヴにしましょう！」と語った後、「キミ、メグル、ボク」でライブをスタート。初盤は「ALRIGHT」の楽曲を中心に、デビュー曲「シンクロ」や「虹が消えた日」といったヒット曲を連発。中盤では「休日」「青」を弾き語りで披露し会場を魅了した。

ライブ後半には「今日はファイナルなんです……。燃え尽きる準備は出来ていますか？」と観客を煽る場面も。「鱗（うろこ）」「フォーエバーソング」を立て続けに演奏した後、ラストはアルバムの中でも秦自身の思い入れが強いという「新しい歌」で締めくくられた。

アンコールでは1月21日リリースのシングル「朝が来る前に」を披露。旅立ちの季節に似合うバラードを伸びやかな声で歌い上げ、会場を優しく包み込んだ。なお、この日のライブの模様は1月15日にWOWOWでオンエアされる。

また、この日のステージでは2009年5月から弾き語りツアー「GREEN MIND TOUR 2009」を開催することをファンに報告した秦。これまで訪れたことのない地方を中心に回る予定で、詳細は来年1月中旬にオフィシャルサイトで発表される。

HATA MOTOHIRO CONCERT TOUR 2008 -ALRIGHT-
2008年12月27日　中野サンプラザホールセットリスト

01. キミ、メグル、ボク
02. シンクロ
03. Baby, I miss you
04. Honey Trap
05. ファソラシドレミ
06. 夜が明ける
07. 虹が消えた日
08. 休日（弾き語り）
09. 青（弾き語り）
10. 赤が沈む
12. 夕暮れのたもと
13. 花咲きポプラ
14. バイバイじゃあね
15. 最悪の日々
16. 鱗(うろこ)
17. フォーエバーソング
18. 新しい歌
19. 僕らをつなぐもの（弾き語り）
20. 青い蝶
21. 朝が来る前に