ルフィも登場!キュウソ、リキッドで大暴れ

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キュウソネコカミのワンマンツアー「DMCC - REAL ONEMAN TOUR -~DOSA MAWARI CHU CHU~」の東京公演が、7月13日にLIQUIDROOM ebisuにて行われた。

キュウソネコカミ「DMCC - REAL ONEMAN TOUR -~DOSA MAWARI CHU CHU~」の様子。(Photo by Taku Fujii)

キュウソネコカミ「DMCC - REAL ONEMAN TOUR -~DOSA MAWARI CHU CHU~」の様子。(Photo by Taku Fujii)

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ライブは「ここから始まるキュウソネコカミじゃー!!!」という叫びが印象的な「ウィーワーインディーズバンド!!」からスタート。強烈なグルーヴで一瞬にしてフロアを熱狂の渦に包み込むと、「What's your name?」「御法度」など、6月にリリースしたミニアルバム「チェンジ ザ ワールド」からアップリフティングなナンバーを次々と投下していった。

ヤマサキセイヤ(Vo, G)(Photo by Taku Fujii)

ヤマサキセイヤ(Vo, G)(Photo by Taku Fujii)[拡大]

MCで「俺の体力を限りなくゼロに近づけてみやがれ! お前らの体力搾り取ってやるからな」とオーディエンスを煽ったヤマサキセイヤ(Vo, G)は客席にダイブしながら「困った」をプレイ。曲の後半ではさまざまな“社会のしがらみ”が書き連ねられた段ボールをステージ袖から運び入れ、それを客席に放り込んで潰す定番のパフォーマンスで観客を魅了した。

またキラーチューン「DQNなりたい、40代で死にたい」ではフロアにウォールオブデスが発生。ヤマサキはケガ人がいないか気遣いつつ、客席にダイブして“ヤンキーこわい”のコール&レスポンスを繰り広げる。その後、ダンスナンバーを連投してオーディエンスを踊らせたヤマサキが「あと3曲です」とアナウンスすると、客席からはブーイングが起こっていた。

アンコールでライブ恒例のカバーシリーズとしてKEYTALK「MABOROSHI SUMMER」をチョイスしたメンバーは、続けて「お願いシェンロン」をパフォーマンス。ヤマサキはかめはめ波や元気玉などドラゴンボールの技を繰り出していたが、突然「風の谷のナウシカ」の「ナウシカ・レクイエム」を歌い出す。オーディエンスも合唱で応える中、一瞬姿を消したヤマサキはワンピースのルフィの格好に早着替えをしてステージ横手から再登場。その予測不能な急展開にフロアも大いに盛り上がった。

メンバーに担がれて退場するヤマサキセイヤ。(Photo by Taku Fujii)

メンバーに担がれて退場するヤマサキセイヤ。(Photo by Taku Fujii)[拡大]

「海賊王に俺はなる!」と高らかに宣言したヤマサキは、黄色いビート板“筋斗雲”に乗って客の上を伝ってステージに移動する。そして「お願いシェンロン」を最後まで演奏した後、メンバーに担がれて観客を掻き分けて退場。こうして2時間半におよぶ濃厚なライブは幕を閉じた。

※記事初出時、本文中のアーティスト名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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読者の反応

アラシマン @_ARASHI0816_

ここまでバカになれるバンドはなかなかいないね(^^)
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