赤い公園、万札舞う中でメンバー前進「風が知ってる」PV

2014年1月17日 12:39 116 12 音楽ナタリー編集部

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2月12日にリリースされる赤い公園のニューシングル「風が知ってる / ひつじ屋さん」のジャケット写真が完成。また表題曲の1つである「風が知ってる」のPVのショートバージョンが、YouTubeにて公開された。

赤い公園とは？

2010年1月に高校の軽音楽部の先輩後輩だった佐藤千明（Vo）、津野米咲（G）、藤本ひかり（B）、歌川菜穂（Dr）の4人で結成。東京・立川BABELを拠点に活動をスタートさせ、ミニアルバム「透明なのか黒なのか」でメジャーデビューを果たす。しかし津野の体調不良を受け、2012年10月より半年間活動を休止。2013年3月に活動再開を発表したのち、5月に東名阪で復活ツアーを開催し、8月に1stフルアルバム「公園デビュー」を発表した。2014年9月に亀田誠治、蔦谷好位置、嶋津央、蓮沼執太といった豪華プロデューサー陣を招いてメジャー2ndアルバム「猛烈リトミック」をリリース。この作品は「第56回日本レコード大賞」の優秀アルバム賞に選出された。2017年8月にアルバム「熱唱サマー」リリースし、同月に行ったワンマンライブを最後に佐藤が脱退。2018年2月のベストアルバム「赤飯」発売後、5月に新ボーカリストとして石野理子（ex.アイドルネッサンス）が加入。2019年8月に新体制初の音源となる配信シングル「凛々爛々」、10月に5曲入りの新作「消えない - EP」をリリース。2020年5月に現体制初のアルバム「THE PARK」を発表した。10月に津野がこの世を去り、2021年3月の発表で開催することを表明。5月に中野・中野サンプラザホールでラストライブ「赤い公園 THE LAST LIVE『THE PARK』」を行い、約12年の活動を終えた。

赤い公園「風が知ってる / ひつじ屋さん」ジャケット

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今作のアートワークやPVのクリエイティブディレクターは、サカナクションらとの仕事で知られる北澤"momo"寿志が担当。メンバーが関係者用資料に書いた「売れたい！」という言葉が彼の目に留まり、売れたい＝お金という発想のもと、大量の1万円札が舞う中でたたずむ4人を写したインパクトのあるジャケット写真が制作された。

また「逆風に立ち向かうメンバー」をテーマにした「風が知ってる」のPVもジャケットとリンクしており、花びらや1万円札が舞う中で前進するメンバーの姿が描かれる。撮影に使用された1万円札はすべてスタッフが持ち寄ったもので、総額1000万円に達したという。

なお赤い公園は3月12日に、フジテレビ連続ドラマ「ロストデイズ」の主題歌として使用されている「絶対的な関係」や槇原敬之「遠く遠く」のカバーを含むニューシングル「絶対的な関係 / きっかけ / 遠く遠く」をリリース。初回限定盤付属のDVDには「絶対的な関係」のPVとドキュメンタリー映像「情熱公園」が収められる。

※記事初出時より、シングル「絶対的な関係 / きっかけ / 遠く遠く」の発売日が変更になりました。

■赤い公園 - 風が知ってる【 TVアニメ『とある飛空士への恋歌』EDテーマ】