ユーミン自身のルーツたどる新作「POP CLASSICO」

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松任谷由実が11月20日にニューアルバム「POP CLASSICO」をリリースすることが発表された。

松任谷由実とは?

1954年生まれ、東京出身の女性シンガーソングライター。1971年に作曲家としてプロデビューを果たし、翌1972年に荒井由実として歌手デビューシングル「返事はいらない」をリリースする。1973年に1stアルバム「ひこうき雲」を発表し、翌年から本格的なステージ活動を開始。「あの日にかえりたい」をはじめとする、数々のヒット曲を連発する。1976年にアレンジャーの松任谷正隆と結婚してからは、松任谷由実として活躍。1970年代から2010年代にかけての史上初となる5つの年代でのアルバム売上首位を達成するなど、数多くの記録を樹立する。2016年には38枚目のオリジナルアルバム「宇宙図書館」をリリースし、翌2017年9月まで42都市80公演の全国ツアーを行った。デビュー45周年を迎えた2018年4月にベストアルバム「ユーミンからの、恋のうた。」をリリース。同年9月より2019年5月にかけて全国アリーナツアー「Ghana presents 松任谷由実TIME MACHINE TOUR Traveling through 45years」を開催した。9月にテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のエンディングテーマ「深海の街」を配信リリース。2020年2月に40回目の新潟・苗場プリンスホテルでのコンサート「松任谷由実 SURF&SNOW in Naeba Vol.40」を行った。秋に39作目のアルバムのリリースを予定している。

松任谷由実「POP CLASSICO」ジャケット

松任谷由実「POP CLASSICO」ジャケット

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通算37枚目のオリジナルアルバムとなる今作は、ユーミンのルーツであるブリティッシュロックやフレンチポップスの要素をふんだんに取り入れた意欲作。彼女は映画「風立ちぬ」の主題歌として話題を集めている「ひこうき雲」を引き合いに、「“ひこうき雲”がレクイエムだったとしたら、今回のアルバムはアンセム。生きることの賛歌がいっぱい詰まっているので、元気をいっぱい得てもらえると確信しています」とコメントしている。

収録曲はドラマ「ダンダリン・労働基準監督官」の主題歌「今だけを きみだけを」、東京メトロのキャンペーンソング「Hey girl!近くても」、ドラマ「いつか陽のあたる場所で」の主題歌「Early Springtime」といった既発曲を含む12曲。初回限定盤にはDVDが付属し、「ひこうき雲(RE-MIX) / 荒井由実×松任谷由実」のビデオクリップが楽しめる。

また今作のジャケットを含むアートワークは森本千絵が担当した。ジャケットには「POP CLASSICO」のアルファベット11文字の中にさまざまなキャラクターに扮したユーミンが登場し、華麗でファンタスティックな世界が展開されている。

さらにアルバム発売日よりファン待望の全国ツアーもスタートする。ツアーは神奈川・よこすか芸術劇場を皮切りに全国35都市全64公演が予定されている。初日公演に先駆けて11月19日には、よこすか芸術劇場で行われるマスコミ公開ゲネプロにファンを無料招待する企画も行われる。

なお11月8日より12月25日まで、ユーミンとブランド「バーニーズ ニューヨーク」によるクリスマスコラボレーション企画も実施。「Have a POP CLASSICO Holiday」と銘打たれたこの企画では、アルバムのビジュアルやアートワークと、「バーニーズ ニューヨーク」のアイテムやショーウインドウが連動する。この第1弾としてクリエイティブ集団XEROSENがデザインしたコラボTシャツが、11月8日より「バーニーズ ニューヨーク」全店で販売される。

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