THE RAMPAGE RIKUの「音楽大陸」 Vol.0 [バックナンバー]
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE・RIKU初連載企画会議
初めての連載でやりたいこと
2020年10月2日 11:00 11
可能な限りRIKUさんの希望に沿った連載にしたいという編集部の思いから、まずはRIKUさんとの企画会議の場を設けました。Vol.0ではその会議の模様をお届けします。
取材・
どんな連載にしたい?
──RIKUさん初の連載を音楽ナタリーで始めることになりました。
本当にありがとうございます。初連載、うれしいです。
──具体的にこの連載でやっていきたいことはありますか?
ジャンル問わず、エンタテインメントを発信している人に会っていろいろお話を聞けたらいいなと思っています。
──これまでほかの媒体でRIKUさんの対談を見る機会はあまりなかった気がします。
あまりしてこなかったですね。平井大さんとは先日「月刊EXILE」で対談させていただいたんですけど、もっといろんな方と対談をしてみたいなと思ってたんです。僕は今チュートリアルさんとTHE RAMPAGEの陣くんと一緒にスペースシャワーTVの「LIVE YEAH!!!」という番組でVJをやらせてもらっているんですけど、スタジオにゲストで来てくれたアーティストさんたちと交友関係がどんどん広がっていて。「LIVE YEAH!!!」のイベントでコラボさせていただいたSPiCYSOLのKAZUMAくんや緑黄色社会の小林壱誓くんとはプライベートでも食事に行くぐらい本当に仲良くなりました。
──どちらも「LIVE YEAH!!!」がなければTHE RAMPAGEとは共演する機会がなさそうなバンドですね。
そうなんですよ。2人以外にも、番組でいろんな人と話す中で、同じ音楽人でも曲の作り方もライブに対する思いも全然違うんだなあと知ったんですよね。僕がもともと好きなアーティストや最近注目しているアーティストの方がどんなことを考えているのかを知りたいと思ったし、新しい出会いもいろいろあったらいいなと思っていて。音楽だけではなくてジャンルレスにエンタメを発信している人に僕が取材しに行くじゃないけど、そういうことをやってみたいなと思っています。
声優も、ミュージカル俳優も、作家も
──映画やドラマ、アニメ、演劇にも音楽が不可欠なので、そういった作品の関係者と話すのもいいかもしれないです。
いいですね。例えば僕が好きなディズニー映画の声優さんにも会って話してみたいです。僕は声フェチなので、僕が好きな歌声を持っている人に会いに行って、一緒に歌ったりもしたいんですよね。
──動画も一緒に企画としてやりましょう。
うれしいです。俳優さんとも対談してみたいなと思っていて。音楽が好きな俳優さんと話したいです。特にダンスや楽器をやっている人もいいなあと思います。あとミュージカルを中心に活躍している人にも会いたいんですよ。去年EXILEのNESMITHさんが「ピーターパン」の舞台に出たんですけど、ミュージカルをやると歌うことの概念が変わるって話していて。それってどういうことなんだろうって思ったんですよね。僕はボーカルなので、歌に関する話にはすごく興味があります。
──RIKUさんは最近THE BANDAGEというバンドをTHE RAMPAGEメンバーと結成しましたよね。プレイヤーや作曲家、作詞家との対談も楽しそうです。
プレイヤーも作家さんもいいですね。たまに友達も交えたりなんかできたら最高です。壱誓来てくれないかなあ(笑)。
──あと、アスリートも音楽好きが多いですよね。
アスリートの方もいいですね。格闘家の友達もたくさんいるので、そういう人たちと音楽が持つ力について話すのも興味があります。
RIKUの音楽分析
──ほかにやってみたいことはありますか?
最近YouTubeでロケものの動画ばっかり観ていて、僕が好きなアーティストのゆかりの場所に行くロケもやってみたいです。あとこの連載ではTHE RAMPAGEのRIKUもそうなんですけど、僕のパーソナルな部分を知ってもらえるような企画もやりたいんですよね。
──毎月2回更新していくので、都度RIKUさんの近況報告のコーナーを設けて、そこで今ハマってる音楽も含めて発信していくのはどうですか?
わ、いいですね。ちなみに最近僕、足つぼスリッパを買ったんです。最初は激痛だったんですけど気合いで履いていたら慣れてもうジャンプもできます。
──それで体はよくなったんですか?
うーん、特に変化ないです。僕そもそも内臓系が強くて全然おなかを壊さないので(笑)。
──(笑)。最近は何をよく聴いていますか?
最近はジェイコブ・ラティモアという黒人シンガーのアルバムをよく聴いてます。あとずっと聴いていなかったBTSも聴き始めました。世代的にも近いし、今これだけ評価されているアーティストなので聴かずにはいられなくて。BTSはなぜこんなにも世界から愛されるのかを聴きながら自分なりに分析したんですけど、その結果「誰が聴いてもわかりやすいトラック」「言葉がシンプル」「サビのメインとなるメロディラインが1回聴いただけで覚えられる」というところが理由なんだろうなと思いました。
──そういう音楽分析みたいなことをよくするんですか?
しますね。人気の曲を聴いて、歌詞を見て、テンポ感とかも調べて、日本人はどういう音楽に何を求めているんだろうって。いろいろ考えてみて、日本人は寂しがり屋だから“わかってくれている”曲が特に好きなんだって気付きました。音楽は1人でいても、誰かと一緒にいても聴けるし、自分のことをわかってくれている……つまり仲間が欲しいんですよ。自分の気持ちを代弁してくれているような音楽が日本ではヒットしやすいんだなと僕は分析しました。だから僕らも曲に込められた本当の思いをしっかり発信していかなきゃなと思いましたね。
堅苦しくない場所にしたい
──普段は新しい音楽をどうやって探して聴いてるんですか?
アプリのオススメに出てきたものを聴いたり、R&Bのプレイリストを掘ったり、音楽が好きな友達に「最近何を聴いてる?」って聞いてみたり。最近知ったのはサブリナ・クラウディオなんですけど、最高にいいんですよね。スティーヴィー・ホアンも大好きで、最近のアラームはスティーヴィーの「In Love Again」です。声質が本当に好きで。あとは定期的にマイケル・ジャクソンを聴いてます。
──ジャンルとしてはやっぱりR&Bが多いんですね。
好きですねえ。トラックが先行している時代ですけど、やっぱり歌が引っ張る曲のほうが好き。僕はシンガーなのでそのプライドがあるし、カッコいいと思っちゃいますね。
──RIKUさんのブログなどを読んでいると、曲作りや作詞の勉強をされていますよね。できた曲はどうしているんですか?
録音して友達にプレゼントすることが多いです。言葉よりも音楽のほうが自分らしく人を励ませるかなと思って。いきなり曲を作って送ってみたいなことをやっています。あ、あとゆくゆくはTHE RAMPAGEの曲なども作れたらと思っています。
──それも楽しみですね。この連載を通してRIKUさんはどうなっていきたいですか?
いろんな方からお話を聞いて、曲作りやライブ作りへの考え方をアップデートしていきたいなと思っています。1人の人間として成長する僕の姿も見せていきたいですね。でもあんまり堅苦しくない場所にしたいなって思います。
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