「国宝」副音声ガイド上映が11月15日から、李相日・中村鴈治郎・中村壱太郎が参加

映画「国宝」の副音声ガイド上映が11月15日から実施決定。同日より初の入場者プレゼントが配布されることもわかった。

吉田修一の同名小説を李相日が映画化した本作は、任侠の一門に生まれながら歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる立花喜久雄の一代記を描いた物語。主演の吉沢亮が喜久雄を演じたほか、横浜流星、高畑充希、寺島しのぶ、永瀬正敏、田中泯、渡辺謙らがキャストに名を連ねた。なお本作は11月10日までの公開158日間で、観客動員数1207.5万人、興行収入170.4億円を記録している。

副音声ガイドには、李相日と、本作で歌舞伎指導を担当した中村鴈治郎、所作指導の中村壱太郎（映画では吾妻徳陽としてクレジット）が参加。劇中で披露された歌舞伎の演目の背景や役柄が解説されるほか、「曽根崎心中」にまつわる秘話も語られた。さらに舞台裏や楽屋の様子、代役を演じる際の心境、口上のリアリティ、扇子に込められた意味など、作品の理解がより深まる副音声となっている。

副音声上映を楽しむためには、事前にスマートフォンアプリ「HELLO! MOVIE」の入手と、本作の副音声データのダウンロードが必須。上映直前に映画館内でアプリを起動させ、必ずイヤフォンを使用して鑑賞することが求められている。

入場者プレゼントには、特製ポチ袋に入った特製ビジュアルステッカーが用意された。スマホサイズの2種のステッカーが、ランダムかつ数量限定で配布される。