映画「国宝」実写日本映画の興行収入で歴代1位に、22年ぶり新記録 「踊る2」超え

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映画「国宝」が11月24日までの公開172日間で、観客動員数1231万1553人、興行収入173億7739万4500円を突破。邦画実写作品の歴代興行収入ランキングで、2003年公開「踊る大捜査線 THE MOVIE2/レインボーブリッジを封鎖せよ!」の173.5億円という記録を更新し、歴代1位の快挙を達成した。本日11月25日、配給の東宝が発表した。

「国宝」ポスタービジュアル

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吉田修一の同名小説を映画化した本作は、任侠の一門に生まれながら歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる立花喜久雄の一代記を描いた物語。吉沢亮が主人公の喜久雄を演じたほか、横浜流星高畑充希寺島しのぶ永瀬正敏田中泯渡辺謙らがキャストに名を連ねた。李相日が監督を務め、奥寺佐渡子が脚本を手がけている。

「国宝」は6月6日に封切られ、興行通信社による全国映画動員ランキングでは3位に初登場。175分という長尺ながら公開から日を追うごとに動員、興収ともに伸び続け、公開3週目には1位に浮上した。公開から2カ月以上が経った8月に、実写の日本映画では22年ぶり、史上4作目となる100億円を突破。「踊る大捜査線 THE MOVIE2」が持つ記録の更新が期待されていた。

11月15日には李相日、歌舞伎指導の中村鴈治郎、所作指導の中村壱太郎が参加した副音声ガイド上映がスタート。同日より本作初の入場者プレゼントとして、特製ポチ袋に入った特製ビジュアルステッカーが配布された。第98回アカデミー賞の国際長編映画賞の日本代表作品にも選出された本作。映画配給会社「GKIDS」による2026年の北米公開も決定している。

映画「国宝」成績

  • 観客動員数:1231万1553人
  • 興行収入:173億7739万4500円

※興行通信社調べ
※11月24日(月・祝)時点

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©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会

読者の反応

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笑ってる時が一番幸せ🍑 @Tagawa009

そして今、「踊る」の新作が撮影中なのが胸熱。

映画「国宝」実写日本映画の興行収入で歴代1位に、22年ぶり新記録 「踊る2」超え
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