試写会感想まとめ
トム・ヒドルストン主演「サンキュー、チャック」は人生を全肯定する映画 試写会感想まとめ
2026年4月23日 12:30 PR映画「サンキュー、チャック」
映画「サンキュー、チャック」とは?
ヒドルストンのほかには
なお本試写会の終映後には、映画ライターのISO、翻訳家の白石朗によるトークショーが行われた。
スティーヴン・キングを熟知した監督マイク・フラナガン
フラナガンがキング作品を映像化するのは「ジェラルドのゲーム」「ドクター・スリープ」に続いて3度目。日本公開よりひと足早く本編を鑑賞した来場者からは「スティーヴン・キングの頭の中を覗けたような多幸感があります」「キングの、ハートフルスピリチュアル部門所属の作品でした!」との感想が寄せられた。
そのほか「キング原作の看板に偽りなしの内容でもあると理解し、その上でマイク・フラナガン監督が丁寧に作品の世界観を映像化しているように感じられました」「キングを熟知したフラナガンによる人間讃歌」「キングの影響は大いにあるものの、やはりフラナガンは語りの作家、彼らしい映像哲学が顔を出していてとても好きでした。深い余韻を残すラストシーンも味わい深いです」とフラナガンの手腕を称賛する言葉もあった。
トム・ヒドルストンの圧巻のダンスシーン
謎の広告の人物チャックを演じたヒドルストンは、「マイティ・ソー」や「アベンジャーズ」シリーズのロキ役で知られる。そんな彼の今作での演技には「ロキという強烈なキャラクターの印象を持っているトム・ヒドルストンが演じるにはちょっと地味すぎるのでは?と思っていたのですが、この役を演じる事ができるのは彼しかいなかったと確信を持ちました! どこにでもいそうな真面目な会計士なのに、ふとした動きや仕草で人を惹きつけるチャーミングさは彼にしか出せません!」「新たな発見ができて良かったです」と絶賛の声が相次いだ。
映画のクランクインから4日間を費やして撮影され、ヒドルストンが「700回は踊った」と明かすダンスシーンへの言及も。「生きる喜びを感じられて、彼(トム / チャック)のダンスは人を惹き込む魅力が詰まっているなと思いました」「ダンスシーンには言葉にならない感銘を受けました。あれは単なるパフォーマンスではなく、彼が人生で味わった喜びや痛み、そして孤独のすべてを『生きていて良かった』と全肯定する、まさに命の祝福であると感じられました」「幼少期の祖母からの贈り物がふと脳裏を過ぎり、自分では思いもしなかった大胆な行動をするチャックのような瞬間がいつか自分の人生の中にも訪れ、この世の終わりに『人生素晴らしかったな』と思えますように」といったコメントが見受けられた。
生きることの愛おしさを静かに語り、寄り添ってくれる
試写会後のトークショーにて、ISOは「『キングとフラナガンのコンビならばもちろんホラーでしょう』と思っていましたが、驚くほど素敵な人生讃歌でした」と本作について語った。この要素に惹かれた観客も多く、「ホラー監督が凄く心温かに、人の優しさを詰め込んで詰め込んで作った人生讃歌」「ため息が出るほど素晴らしく美しい人生讃歌で、それでいて説教臭くもなく、エンタメやミステリーやわずかなホラー感も漂わせる最高の作品」とつづられていた。
さらに「ただ普通の1人の男性が映画になる、そのことが私も私の映画の主人公を生きているんだと自分を肯定してくれるようなストーリー」「生きることの愛おしさを静かに語り、寄り添ってくれて、なんて優しい映画なんだろうと何度も心の中で拍手しました」と称賛の声も。「自分の内の小さな傷が静かに癒されていく2時間でした。家でサブスクで見てたら落としていたであろう名前のない感情がたくさん通過していきました」と劇場ならではの映画体験の魅力もしたためられていた。
「サンキュー、チャック」は東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。
映画「サンキュー、チャック」本予告
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