映画「国宝」が日本代表に決定、第98回アカデミー賞の国際長編映画賞

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映画「国宝」が第98回アカデミー賞の国際長編映画賞の日本代表作品に選ばれたことがわかった。本日8月28日、日本映画製作者連盟および配給の東宝が発表した。

「国宝」ポスタービジュアル

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吉田修一の同名小説を李相日が映画化した本作は、任侠の一門に生まれながら歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる立花喜久雄の一代記を描いた物語。吉沢亮が喜久雄を演じたほか、横浜流星高畑充希寺島しのぶ永瀬正敏田中泯渡辺謙らがキャストに名を連ねている。

映画芸術科学アカデミーから日本代表作品の選出を委託されている映連は、申請のあった9作品から代表を「国宝」に決定。製作幹事のアニプレックスが出品した。選考委員は映画プロデューサーの富山省吾(委員長)、映画監督の本木克英、脚本家の田中幸子、撮影監督の柳島克己、イメージフォーラムの山下宏洋が務めている。

李相日の監督作が代表に選ばれるのは、2006年公開の「フラガール」以来、2度目。今後、アカデミー会員の審査を経て最終選考の15本が選ばれ、さらに5本に絞られたノミネート作品が発表される。受賞作はアメリカ現地時間の2026年3月15日に行われる授賞式で決まる予定だ。

6月の封切りからロングランが続く「国宝」は邦画の実写作品として22年ぶりに100億円を突破。公開から77日となる8月21日時点で観客動員数782万人、興行収入110.1億円を記録した。興行通信社による歴代の興行収入ランキングでは、2003年公開の「踊る大捜査線 THE MOVIE2/レインボーブリッジを封鎖せよ!」に次ぐ2位に位置している。

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©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会

映画「国宝」本予告

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チワワのチビ&ココ🐕✨ @291yuta

@eiga_natalie おー✨️

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