映画「国宝」北米配給が決定、2026年初頭に劇場公開

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映画「国宝」が2026年初頭に北米で公開決定。北米配給権を獲得した東宝傘下の映画会社GKIDSが現地時間9月2日に発表した。英題は「Kokuho」。

「国宝」場面写真

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「国宝」ポスタービジュアル

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吉田修一の同名小説を李相日が映画化した本作は、任侠の一門に生まれながら歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる立花喜久雄の一代記を描いた物語。主演の吉沢亮が喜久雄を演じたほか、横浜流星高畑充希寺島しのぶ永瀬正敏田中泯渡辺謙らがキャストに名を連ねた。日本では6月6日に封切られ、8月21日時点で観客動員数782万人、興行収入110.1億円を記録。邦画の実写映画における興行収入で歴代2位に位置している。

「君たちはどう生きるか」など、スタジオジブリ作品をはじめとするアニメ映画を中心に配給してきたGKIDS。今年「リンダ リンダ リンダ」「シン・ゴジラ」などを北米で公開したが、新作の日本実写映画を配給するのは「国宝」が初めてとなる。なお同作はカナダ現地時間9月4日に開幕する第50回トロント国際映画祭のSpecial Presentation部門にて上映を予定。2026年3月に授賞式が行われる第98回アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品にも選ばれている。

コラム

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©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会

映画「国宝」本予告

読者の反応

ラサール石井 @bwkZhVxTlWNLSxd

これは、素晴らしい。
アカデミー賞外国映画賞にはノミネートされたが、公開の規模、長さによれば、作品賞など各賞の対象にならないだろうか。監督、俳優はもちろん。音楽、美術や衣裳も充分対象になると思うが。

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