「おっさんずラブ-リターンズ-」新ビジュアル、田中圭は「本家も負けてられない」

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田中圭吉田鋼太郎林遣都が共演するドラマ「おっさんずラブ-リターンズ-」の新たなビジュアルが解禁。あわせてキャストのコメントが到着した。

金曜ナイトドラマ「おっさんずラブ-リターンズ-」新ビジュアル

金曜ナイトドラマ「おっさんずラブ-リターンズ-」新ビジュアル

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2018年に放送された「おっさんずラブ」は、ポンコツサラリーマン・春田創一がある日突然、ピュアすぎる乙女心を隠し持つおっさん上司・黒澤武蔵と、同居しているイケメンでドSな後輩・牧凌太から告白される胸キュン純愛ラブストーリー。その続編にあたる本作では、新婚生活を送る春田と牧のもとに、家政夫として武蔵が訪れることから物語が展開する。“はるたん”こと春田役で田中、武蔵役で吉田、牧役で林が続投した。

新たに撮影されたビジュアルには、雪山でソリにまたがってはしゃぐ春田、武蔵、牧の姿が。田中は「自分たちも知らないところでも、世界中でどんどん愛されて輪が広がっていった作品なので、この規模になってまた戻ってくるっていうことに対するプレッシャーは正直あります。先日はタイでリメイクが決定したとも聞いたので、『本家も負けてられないな』という気持ちです』と胸中を明かす。吉田は「台本はさらにパワーアップしていると思います。恋の悩みにプラス、いろんな人が抱えている悩みにも深く迫っていきます」、林は「ずっと愛してくださっている方々がいる作品だと思うので、そういう皆さんに喜んでもらえる作品になるように一生懸命頑張りたいと思っています」とコメントした。

なお本日18時にはTVerで特別映像が公開。「伝説のドラマ“おっさんずラブ”90秒で予習だお!」と題した動画となる。

「おっさんずラブ-リターンズ-」は2024年1月からテレビ朝日系で放送。毎週金曜23時15分からオンエアされる。脚本を徳尾浩司、監督を瑠東東一郎、山本大輔、Yuki Saitoが担当した。

※記事初出時より、特別映像の情報を追記しました

金曜ナイトドラマ「おっさんずラブ-リターンズ-」

テレビ朝日系 2024年1月スタート 毎週金曜 23:15~24:15

田中圭 コメント

「おっさんずラブ-リターンズ-」出演が決まったときの気持ち

うれしさ半分、怖さ半分…。でも、うれしさが勝った!という感じです。

流行語大賞にノミネートされたり、海外でリメイクされたり、いろんな賞をたくさん獲ったりと、世界的なブームを巻き起こした前作について

「おっさんずラブ」シリーズは、単発や映画、インザスカイなど、いくつもやらせてもらいましたが、鋼太郎さんと遣都と、この3人でやった“天空不動産編”は、本当にたくさんの方に愛されたと思います。愛されすぎて、自分たちの手を離れて遠くへ行ったな…という想いもあって(笑)。自分が死ぬときに思い出す作品のひとつなんだろうな、というぐらいすごく好きだし、今でもすごい面白いドラマだったなと、誇りをもって言えます。海外でもリメイクされたり、自分たちも知らないところでも、世界中でどんどん愛されて輪が広がっていった作品なので、この規模になってまた戻ってくるっていうことに対するプレッシャーは正直あります。先日はタイでリメイクが決定したとも聞いたので、「本家も負けてられないな」という気持ちです。

「おっさんずラブ」撮影時の思い出

最高に楽しかったと同時に、一瞬たりとも気が抜けないという緊張感を覚えています。今回のリターンズもそうあってほしいなと思っています。2018年の撮影当時は、スケジュールに比較的余裕があって、撮影の日には全力でぶつけ合って、撮影がない日でもみんなで集まって、ちょっと休憩したり話したり遊んだり、そういうオンとオフのメリハリみたいなものがたくさんあって。みんなと仲良くなればなるほど、気が合えば合うほど、逆に撮影ではなあなあにしちゃいけないよね、という真面目さもありました。それと、鋼太郎さんのアップで号泣したのも覚えています(笑)。感謝と、ホッとした気持ちが溢れて、あとは思い返せば当時、プレッシャーもあったんでしょうね。

5年経って、自身で変わったと思うところ

今朝、プロデューサーから天空不動産編の2分弱くらいのダイジェストを送ってもらって見たんです。ひさびさに見たらすごく面白くて、でも同時に、テンションも高いし若かったなと思って(笑)。5年の間に、なんか自分落ち着いたなと思いました。大人の男になり過ぎてしまったかなって…(と周りから「え?」「どのへんが?」というツッコミがあり)え、そんなことない?じゃぁ大丈夫か(笑)。でも、僕ももう40歳になりますし、年齢的にもみんなおっさんになって、いよいよ本当の「おっさんずラブ」になるんじゃないかと思います!

「おっさんずラブ-リターンズ-」の春田と牧の新婚生活で注目してほしいところ

やっぱり“春田と牧らしさ”みたいなところは、また描いて行けたらと。これだけの年数が経っていますが、前作を見てくださった方には「おかえり」と言ってもらえるような2人でいたいし、今回初めて見てくださる方には、きっと「なに、この2人面白い」という風に思っていただけると思います。遣都とは「おっさんずラブ」以降、プライベートでもすごく親しくさせてもらっているのですが、それをいい意味でパワーアップさせて、2人の新婚生活に生かしていけたらいいなと思っています。

台本を読んで感じた「おっさんずラブ-リターンズ-」の見どころと、視聴者へのメッセージ

今3話まで読んでみて、今回は2人に板挟まれるというより、逆に春田がちょっとかき乱してしまっているところもあるんですよね(笑)。5年経っても変わらずに残っているテイストに、前作からちょっと変わった関係性の面白さが加わると思います。あと、素敵だなと思ったのは、武蔵が前作とはまた違う立場でちゃんと暴れてくれること。また吉田鋼太郎にしかできない武蔵がいっぱい見られるのだなと思うと、すごく楽しみです。
物語としては、日常でみんなが抱いていること、本当は抱いているのに気にしないようにしてることなども、ちゃんと描かれているので、多くの人に楽しんでいただけるドラマだと思います。
大好きなメンバーと一緒に作品を作れることがすごく楽しみですし、僕たちにしかできない、見てくれる方々をハッピーにさせる方法をもっているチームだと思いますので、前回から応援してくださっている方も、今回から見てくれる方も、みんなをとにかく楽しい気持ちにさせたいなと思っています!

吉田鋼太郎 コメント

「おっさんずラブ-リターンズ-」出演が決まったときの気持ち

この3人が揃って、再び一緒にやれるという話を聞いた時はうれしかったです。もちろん、ちょっと不安もありましたね。でも、その不安を吹き飛ばして、もっと面白いものを作らなきゃなと思いました。

流行語大賞にノミネートされたり、海外でリメイクされたり、いろんな賞をたくさん獲ったりと、世界的なブームを巻き起こした前作について

当時は、SNSでいろんな世界が繋がっていることがよくわかっていなくて「世界トレンド1位」と言われても、まずピンと来なかったです。でも、だんだん状況がわかってきて、地に足がつかない感じになりましたね。自分たちのドラマが世界に広まったということが、にわかには信じられない。すごいことだなと思ったし、同時にすごい責任も出てきたなと、ちょっと硬くなったりしてね。でも、硬くなって平常心を失ってはいけない。いつも通りにやっていかなきゃいけないとか、いろんな気持ちになりましたね。まさか自分が関わっている作品が、ましてや深夜枠に単発で始まったドラマが世界で認めてもらえるとは思ってもいなかったので驚きました。これもひとえに主役の田中圭の演技ゆえだと思います。やっているときから「この人すごいな!」と思っていたんです。これは何かの形で報われなきゃいけないなと思っていたら、たくさんの人が認めてくれた。まず単発でやった時から、いろんな意味で自分の中では忘れられない状況でしたね。

「おっさんずラブ」撮影時の思い出

ワッと駆け抜けた感じですね。毎日本当に演じることで精一杯で、もちろん楽しいんだけど、いい意味でなかなか緊張感がある現場なわけですよ。絶対にいいものを作らないといけないし、このメンバーでいると、田中圭がそう出たら、俺はこう出なきゃいけないんだけど、じゃあここに遣都がどう絡んでくるのか…ということの連続だったので、その大変さがものすごく印象に残っています。使うカロリーが半端なかったですね。だから最後、田中圭が僕のオールアップの時に号泣していたのをすごく覚えていますね。普通は人のアップで号泣する俳優っていないので。軽々とやっているように見えてね、そういう時って水面下で、ものすごく足掻いていたりするから、圭は大変だったと思います。

5年経って、自身で変わったと思うところ

僕は子どもができたので、やっぱりそれが自分の人生の中で大きい出来事ですね。やっぱり子どもにはやっぱすごく愛情を注ぎますし、いま自分はものすごく愛をもった人間になっているんだなと感じる瞬間が多いので、それを芝居に生かせればいいなと思っています。だから、さらに春田を愛するということに磨きがかけられるんじゃないかと思っています。

台本を読んで感じた「おっさんずラブ-リターンズ-」の見どころと、視聴者へのメッセージ

台本はさらにパワーアップしていると思います。恋の悩みにプラス、いろんな人が抱えている悩みにも深く迫っていきます。悩める人々がたくさん出てきて、その悩める人々がさらなる大騒動を巻き起こすというのは、前作をはるかに凌駕しておりますので、そこが見どころだと思います。もはや社会派ドラマ…!いや、社会はドラマにはなっていませんが(笑)、でもちょっとそう思わせるところもあったりして…。楽しめるんだけど、考えさせられる部分のあるドラマだと思います。見ている方がすごく期待してくださるように、僕らも面白いものにしたいという気持ちがものすごく大きく膨らんでいますし、その期待を現実のものにしなきゃいけないという責任もあるので、ちょっとビビッています(笑)。

林遣都 コメント

「おっさんずラブ-リターンズ-」出演が決まったときの気持ち

“うれしさ100!”でしたね。また大好きなメンバーが集まってやれるんだって思うと、ワクワクしました。

流行語大賞にノミネートされたり、海外でリメイクされたり、いろんな賞をたくさん獲ったりと、世界的なブームを巻き起こした前作について

放送が始まって以降にSNSで“世界トレンド”という言葉が出てきた気がしていて…。まだ、世の中的にも“トレンド1位”という言葉がそこまで浸透していなかったと思うんです。だから、正直よくわからなくて、「どうやら結構盛り上がっているっぽいですね」というようなことを、眞島秀和さん行きつけの小さな居酒屋で、みんなでしゃべっていた記憶があります。でも変わらず、一生懸命やっていこうみたいな空気があったことも覚えています。

「おっさんずラブ」撮影時の思い出

圭くんと2人のシーンでクランクインした日のことをよく覚えています。春田が泥酔しているシーンなんですけど、圭くんが本当に台本に書かれていないことしかやらなくて(笑)!ハチャメチャだし、そのまま道路に飛び出して行っちゃうんじゃないかというくらいの勢いだったんです。鋼太郎さんとはそれまでに何度かご一緒させていただいていたんですけど、今思うとその時の圭くんに鋼太郎さんに近いヤバさというものを感じて(笑)、普段自分がやっている感じだと通用しないんだと痛感しました。

5年経って、自身で変わったと思うところ

家庭をもちまして、20代でひとりでいた頃よりは落ち着いたと思います。すごくちゃんと生活しているので、健康的だし、見た目も当時より若返ったんじゃないかと思います(笑)。

「おっさんずラブ-リターンズ-」の春田と牧の新婚生活で注目してほしいところ

今の段階で出来上がっている脚本を読ませていただいたんですが、描かれてることは本当にありふれた、たくさんの方に共感してもらえる日常なんです。家族やパートナーや友人関係、日々の生活の中で大変なことや小さな喜びが描かれているので、あまり力を入れずにやっていけたらいいなと思っています。圭くんとは大きな愛をぶつけ合って、鋼太郎さんとは命がけで戦いたいと思っています(笑)。

台本を読んで感じた「おっさんずラブ-リターンズ-」の見どころと、視聴者へのメッセージ

ずっと愛してくださっている方々がいる作品だと思うので、そういう皆さんに喜んでもらえる作品になるように一生懸命頑張りたいと思っています。

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