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高畑勲が82歳で死去、鈴木敏夫「やりたい事がいっぱいある人だった」

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高畑勲が4月5日午前1時19分に東京都内の病院にて肺がんのため死去。82歳だった。

通夜および葬儀は近親者のみにて行う。「お別れの会」は5月15日に実施予定。スタジオジブリの代表取締役プロデューサーである鈴木敏夫は「やりたい事がいっぱいある人だったので、さぞかし無念だと思います。宮崎駿とも相談し、ジブリとして盛大なお別れの会をとり行い、見送ることにしました」とコメントを寄せている。

高畑は1935年10月29日、三重県伊勢市に生まれ、岡山で育つ。東京大学仏文学科の卒業後、東映動画(現:東映アニメーション)に入社し、演出助手などを経て「太陽の王子 ホルスの大冒険」で監督デビュー。退社後、宮崎駿とともに「ルパン三世」「パンダコパンダ」「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」「赤毛のアン」といった1970年代を代表するアニメ作品を生み出した。

風の谷のナウシカ」のプロデューサーを経て、1985年にはスタジオジブリ設立に参画。「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「ホーホケキョ・となりの山田くん」を発表し、宮崎とともにスタジオジブリの一翼を担う。製作期間8年、製作費50億円をかけた2013年公開作「かぐや姫の物語」が遺作となった。1998年には紫綬褒章、2015年にはフランス芸術文化勲章オフィシエを受章している。

このほかにも「じゃりン子チエ」「セロ弾きのゴーシュ」といったアニメやドキュメンタリー「柳川堀割物語」などを手がけた。

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