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高畑勲に追悼の声、「かぐや姫」西村義明や二階堂和美、岩井俊二から

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2016年9月に「レッドタートル ある島の物語」の舞台挨拶に出席した高畑勲。

2016年9月に「レッドタートル ある島の物語」の舞台挨拶に出席した高畑勲。

4月5日に82歳で死去した高畑勲。この訃報に追悼の声が集まっている。

高畑の遺作となった「かぐや姫の物語」のプロデューサーで、現在はスタジオポノックの代表取締役を務める西村義明は「高畑さんは、人生の中で最も豊かな経験をくださった方でした。出会い、過ごし、話し、笑ったり、怒ったり。共に映画を作れた歓びを、映画と平和にかけた情熱を、決して忘れません。本当にありがとうございました。高畑さんは、世界一のアニメーション映画監督であり、永遠にぼくの師です」とコメント。さらにスタジオポノックはSNS上で「高畑勲さん、ありがとうございました。心からの敬意と、精一杯の感謝を込めて。スタジオポノック一同」と発表した。

「かぐや姫の物語」に主題歌「いのちの記憶」を提供した二階堂和美は、自身のSNSで「高畑さんが彼岸に往ってしまったことを、ニュースアプリの速報を見た夫から聞く朝。遠くない将来そういう日がくることは何度かシミュレーションしていた気がするが、こんなふうにして来るのか。雨。」と投稿している。

また映画監督の岩井俊二は自身のTwitterアカウントにて「遠縁の親戚でもあり大学時代に高畑イズムを直に聞く機会を得て、それが自分の出発点にもなりました。アニメに挑んだ時も貴重なお話をして頂きました。花巻で宮澤賢治を語り合ったのが最後に...。アニメ界の巨匠は僕個人の中でも遥か大きな存在でした。ご冥福をお祈りします」と追悼。高畑と生前から親交のあった美術作家の奈良美智は「高畑さん、忘れがたい作品の数々、ありがとうございました。高畑さんと知遇を得たことは大きな宝物です」と語っている。

高畑の通夜および葬儀は近親者のみにて行われる。「お別れの会」は5月15日に実施予定。

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