出演作「ハルチカ」が公開中の恒松が演じるのは、普通の女子高生の外見をした侵略者・立花あきら。本作でアクションシーンにも挑戦した恒松は「どう見せたらかっこいいか、というだけではなく、黒沢監督から『“人間ってこういう感じなんだ、へえー”みたいな感じのアクションで』と言われ、そういうあきらの『度を超えた』無邪気な好奇心を表現しながらアクションをするというのがとても難しかったです」と撮影を振り返った。
なお黒沢は「そこにいるだけでパッと華がある。大女優の素質があるんでしょう。将来が楽しみです」と恒松に期待を寄せている。
「散歩する侵略者」は、9月9日より全国ロードショー。
恒松祐里 コメント
立花あきらは、外見は女子高生で中身や考え方は「侵略者」という設定なので、電車の中などで人間観察をしながら、「人間ってこういうものなのかな」って面白がる感覚があきらっぽいのではないか、と思って役作りをしました。一番苦労したのはアクションシーンですが、どう見せたらかっこいいか、というだけではなく、黒沢監督から「“人間ってこういう感じなんだ、へえー”みたいな感じのアクションで」と言われ、そういうあきらの「度を超えた」無邪気な好奇心を表現しながらアクションをするというのがとても難しかったです。
黒沢清 コメント
まだ若いのに、もう芸歴十年以上になるんでしょうか。まったく躊躇せず、この難役をスラスラと演じていました。しかも、そこにいるだけでパッと華がある。大女優の素質があるんでしょう。将来が楽しみです。
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