第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品された「
監督作である「トウキョウソナタ」が第61回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞、「岸辺の旅」が第68回カンヌ国際映画祭同部門監督賞を受賞している黒沢。公式上映時の挨拶では「カンヌ映画祭がこの映画の“個性”のようなものを目ざとく発見して選んでくれたのだと思っています。“個性”を発見されるのが、映画にとって一番名誉なこと」とスピーチする。
また俳優デビュー作である「御法度」で第53回カンヌ国際映画祭に参加して以来、17年ぶりのカンヌとなった松田は一言目に「緊張しています」と発言。すると観客からは温かい拍手が。「メルシー(ありがとう)。黒沢監督と長谷川さんと3人で、ここで皆さんとお会いできたことをとても幸せに思います」と思いを伝える。
続いて長谷川は「ボンジュール。コモサバ? ジュマペール、イロキアセガワ」とフランス語で自己紹介。さらに「本当の名前はヒロキハセガワです。“H(アッシュ)”を発音してください」とジョークを飛ばす。そして「この場に立てて本当にうれしいです。憧れの黒沢監督の作品に出演させていただいて、とても楽しい、刺激的な日々でした」と撮影を振り返りつつ、喜びを口にした。なお第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門の授賞式は、日本時間5月28日午前2時から行われる予定だ。
劇団イキウメの同名舞台をもとにした「散歩する侵略者」は、地球に来襲した“侵略者”と、彼らと関わることになる人々の姿を追う物語。9月9日より全国ロードショーとなる。
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
黒沢「カンヌ映画祭がこの映画の“個性”のようなものを目ざとく発見して選んでくれたのだと思っています。“個性”を発見されるのが、映画にとって一番名誉なこと」/松田龍平が17年ぶりのカンヌに緊張!長谷川博己、黒沢清と舞台挨拶 https://t.co/6yOt8TyaBa