松田龍平が17年ぶりのカンヌに緊張!長谷川博己、黒沢清と舞台挨拶

5

184

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 45 125
  • 14 シェア

第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品された「散歩する侵略者」の公式上映が、フランス現地時間5月21日に行われ、キャストの松田龍平長谷川博己、監督の黒沢清が登壇した。

左から松田龍平、黒沢清、長谷川博己。 (c)Kazuko Wakayama

左から松田龍平、黒沢清、長谷川博己。 (c)Kazuko Wakayama

大きなサイズで見る(全12件)

第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門「散歩する侵略者」公式上映時の舞台挨拶の様子。 (c)Kazuko Wakayama

第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門「散歩する侵略者」公式上映時の舞台挨拶の様子。 (c)Kazuko Wakayama[拡大]

監督作である「トウキョウソナタ」が第61回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞、「岸辺の旅」が第68回カンヌ国際映画祭同部門監督賞を受賞している黒沢。公式上映時の挨拶では「カンヌ映画祭がこの映画の“個性”のようなものを目ざとく発見して選んでくれたのだと思っています。“個性”を発見されるのが、映画にとって一番名誉なこと」とスピーチする。

松田龍平 (c)Kazuko Wakayama

松田龍平 (c)Kazuko Wakayama[拡大]

また俳優デビュー作である「御法度」で第53回カンヌ国際映画祭に参加して以来、17年ぶりのカンヌとなった松田は一言目に「緊張しています」と発言。すると観客からは温かい拍手が。「メルシー(ありがとう)。黒沢監督と長谷川さんと3人で、ここで皆さんとお会いできたことをとても幸せに思います」と思いを伝える。

第70回カンヌ国際映画祭レッドカーペットの様子。(c)Kazuko Wakayama

第70回カンヌ国際映画祭レッドカーペットの様子。(c)Kazuko Wakayama[拡大]

続いて長谷川は「ボンジュール。コモサバ? ジュマペール、イロキアセガワ」とフランス語で自己紹介。さらに「本当の名前はヒロキハセガワです。“H(アッシュ)”を発音してください」とジョークを飛ばす。そして「この場に立てて本当にうれしいです。憧れの黒沢監督の作品に出演させていただいて、とても楽しい、刺激的な日々でした」と撮影を振り返りつつ、喜びを口にした。なお第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門の授賞式は、日本時間5月28日午前2時から行われる予定だ。

「散歩する侵略者」ティザービジュアル裏面

「散歩する侵略者」ティザービジュアル裏面[拡大]

劇団イキウメの同名舞台をもとにした「散歩する侵略者」は、地球に来襲した“侵略者”と、彼らと関わることになる人々の姿を追う物語。9月9日より全国ロードショーとなる。

この記事の画像・動画(全12件)

(c)2017『散歩する侵略者』製作委員会

読者の反応

  • 5

てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

黒沢「カンヌ映画祭がこの映画の“個性”のようなものを目ざとく発見して選んでくれたのだと思っています。“個性”を発見されるのが、映画にとって一番名誉なこと」/松田龍平が17年ぶりのカンヌに緊張!長谷川博己、黒沢清と舞台挨拶 https://t.co/6yOt8TyaBa

コメントを読む(5件)

関連記事

関連商品

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 散歩する侵略者 / 松田龍平 / 長谷川博己 / 黒沢清 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。