同映画祭では2001年に「回路」で国際批評家連盟賞を受賞し、2008年の「トウキョウソナタ」ではある視点部門審査員賞、2015年の「岸辺の旅」ではある視点部門監督賞に輝いた黒沢。今回の出品決定を受け、「たぶんこの映画は、他の何にも似ていないから選ばれたのでしょう」とコメントを寄せた。長澤は「作品に参加出来た事、黒沢監督とご一緒出来た事を誇りに思います」、松田は「デビュー作以来のカンヌ映画祭。最高です。あの時僕がみたカンヌの景色はそれはそれは刺激的でした」と話し、長谷川も「観る人によって何色にも染まれるこの映画が、どのように世界を『侵略』していくのか楽しみです」と語っている。
第70回カンヌ国際映画祭は、フランス現地時間5月17日から28日まで開催。また「散歩する侵略者」は9月9日より全国ロードショーとなる。
黒沢清 コメント
たぶんこの映画は、他の何にも似ていないから選ばれたのでしょう。スタッフ、キャスト全員の力が合わさって、初めて強烈な個性が生み出されます。その代表としてカンヌに行きます。みんな、ありがとう。
長澤まさみ コメント
この映画をたくさんの国の方々に見て頂ける事を嬉しく感じる反面、ドキドキしている自分もいます。作品に参加出来た事、黒沢監督とご一緒出来た事を誇りに思います。是非公開を楽しみにしていて頂きたいです。
松田龍平 コメント
大変嬉しく光栄に思います。デビュー作以来のカンヌ映画祭。最高です。あの時僕がみたカンヌの景色はそれはそれは刺激的でした。そういう意味でも僕にとって特別な思いがあります。黒沢監督に感謝。
長谷川博己 コメント
念願だった黒沢清作品に出演させていただき、さらにカンヌまで出品できるとは。映画に関わった者としてこんな嬉しい事はありません。観る人によって何色にも染まれるこの映画が、どのように世界を「侵略」していくのか楽しみです。
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- 散歩する侵略者 | 日活
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