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日本アカデミー賞新人賞の土屋太鳳、広瀬すず、山田涼介らに岡田准一がエール

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司会の宮沢りえ(左端)と、日本アカデミー賞新人賞受賞者たち。

司会の宮沢りえ(左端)と、日本アカデミー賞新人賞受賞者たち。

第39回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した有村架純土屋太鳳広瀬すず藤野涼子篠原篤野田洋次郎山崎賢人山田涼介が授賞式に登壇した。

プレゼンターを務めたのは、「永遠の0」で前年度最優秀主演男優賞に輝いた岡田准一。登壇者へ向けて「これからこの方々が映画界を支えていくんだなと思っております。素晴らしいスタッフ、素晴らしい役者の皆さんと出会って、いい歳のとり方をしてほしい」とエールを送った。

映画 ビリギャル」にて、本賞と同時に優秀主演女優賞にも輝いた有村は、「『ビリギャル』は本当にたくさんの奇跡をくれた作品だと感じていますし、どこまで連れて行ってくれるんだろう?といつも思っていました。(自らが演じた)さやかという女の子に出会えて本当に幸せ者だなと感じています」と心境を語る。

是枝裕和の監督作「海街diary」にて、綾瀬はるかや長澤まさみ、夏帆と共演した広瀬は、「監督やお姉ちゃんたちと同じ舞台に立てることがすごく幸せです」と喜びのコメント。「私が演じたすずちゃんっていう女の子は、お姉ちゃんたちがいなかったらできなかったと思う」と感謝を表した。

ソロモンの偽証 前篇・事件」「ソロモンの偽証 後篇・裁判」に主演した藤野。「エキストラ時代を経て、初めて主演に選ばれて……」と口を開くが、涙で言葉に詰まってしまう。司会の宮沢りえがスタッフに「どなたか、ティッシュないですか?」と尋ねると、藤野が自らの服のポケットからティッシュを取り出して、会場は和やかな雰囲気に。その後も涙をこらえながら「小学校6年生から今の事務所に入って、そのときはこのような舞台に立てるとは思っていなかったので、(成島出)監督にここまで育てていただけてうれしい」と話した。

orange-オレンジ-」に主演した土屋も、涙で目を潤ませながらマイクを握る。「11年前、10歳のときに『どうか、私を映画の世界に入れてください』と言って事務所に所属しました。初めは漠然と、3年前からは真剣にこの場所を目指して歩いてきました」「やっとここにたどり着くことができたので、もう一度この願いを伝えたいと思います。どうか、私を映画の世界に入れてください!」と力強く語り、会場からは大きな拍手が。そんな土屋と共演した「orange-オレンジ-」、そして「ヒロイン失格」の2作品で新人俳優賞に選ばれた山崎は、「この賞をいただけたことで、ここをスタート地点だと思い、初心を忘れずに一歩一歩精進していきたいと思います」と意気込んだ。

恋人たち」に出演した篠原の第一声は、「『誰かいな?』とお思いの方もたくさんいらっしゃると思いますが……」という謙遜の言葉。そして信頼する監督・橋口亮輔の「観てくださった方には、ほんの少ししか伝わらないかもしれない。それでも映画で何かを伝えていきたいのであれば、どんな思いをしてもやり遂げるんだ」という発言を紹介した。

トイレのピエタ」で初主演を果たした野田。RADWIMPSのフロントマンである彼は「場違いな気もしているんですが、光栄に思っています」と心境を明かす。そして音楽活動と俳優活動の違いを尋ねられ、「音楽は孤独な作業。1人で作業して、『生まれた!』っていう瞬間もまわりには誰もいない。映画は一緒に泣く人がいて、笑い合える人がいて、たまに大の大人が喧嘩したりして。命がけで作る価値のあるものなんだと痛感しました」と答える。

最後にスピーチしたのは、「映画 暗殺教室」に主演したHey! Say! JUMPの山田涼介。事務所の先輩である岡田が前年度最優秀主演男優賞を受賞していることなどから、「先輩方の大きな背中を追いかけながら、映画に少しでも華を添えられる役者になれるよう精進してまいります」と話す。そして岡田に伝えたい言葉を尋ねられると、「……目指します!」と宣言した。

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