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野田洋次郎がRADWIMPSドキュメンタリー完成に「感慨深い」としみじみ

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「RADWIMPSのHESONOO Documentary Film」トークショーにて、野田洋次郎(左)と朝倉加葉子(右)。

「RADWIMPSのHESONOO Documentary Film」トークショーにて、野田洋次郎(左)と朝倉加葉子(右)。

ロックバンド・RADWIMPSのドキュメンタリー「RADWIMPSのHESONOO Documentary Film」のトークショーが、3月12日に東京・TOHOシネマズ 新宿にて行われ、野田洋次郎(Vo, G)と監督の朝倉加葉子が登場した。

3月11日に封切られた本作は、RADWIMPSがメジャーデビュー10周年を迎えた2015年の活動を記録したもの。アジアとヨーロッパを回る海外ツアー、スピッツやMr.Childrenといったゲストを招いた対バンツアー、そして10年間の集大成とも言えるワンマンライブの模様が、メンバーへのインタビュー映像とともに収められている。

野田は「自分たちの素顔なんて観て、誰が喜ぶんだろうという不安な思いもありますが……でも作品ができあがり、それを皆さんと分かち合えるのは感慨深いものがあります」と吐露。また海外ツアーを目前に決定した山口智史(Dr)の無期限休養を振り返り、「正直まったく先が見えなかった。『僕たちのバンドは続いていくのかな』みたいな気持ちがどこかにあって」と不安に感じていたことを口にする。

急遽サポートドラマーを入れることとなったツアーについては、「壮絶すぎて、あまり覚えていない」とひと言。そして「なんとかしなきゃいけないぞという火事場のクソ力が発揮された。本当に過酷なときって夢見心地で集中力もすごいから、いろんな奇跡が起こりまくったなあ」と当時に思いを馳せた。

ドキュメンタリーの撮影中でも、ライブやツアーのことばかりが頭を占めていたという野田だが、カメラのことも気になってしまったそうで「またしつこいんですよね(笑)」と冗談めかす。「朝倉さんは影の消し方がうまいんです。でも我が強いカメラマンさんが、リハのときに至近距離で撮ろうとするから、2回ぐらい『オイ!』ってなりました」と自ら暴露する一方で、「30分以上じっと考え事していたときは『動いたほうがいいのかな……』と心配になりました」と気遣いを感じさせるコメントも。

そんな野田率いるRADWIMPSを見つめてきた朝倉は、「メンバーが強い力で進んでいこうと、高い理想を掲げて自分たちの音楽をやっていこうとするところが彼らの核なのかな」とバンドを分析。さらに「メンバーが魅力的なのはもちろん、周りの人たちも魅了されていて、彼らと一緒に仕事することに喜びを感じているスタッフが多くいた。美しい環境だなと思いましたし、そういうところもファンを魅了する1つの理由なんでしょうね」と彼らの人気の理由を紐解いた。

「RADWIMPSのHESONOO Documentary Film」は、3月24日まで全国でロードショー。

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