「僕街」公開直前、藤原竜也が観客全員にチョコレート手渡しでサプライズ

本日3月13日、「僕だけがいない街」公開直前ホワイトデー試写会が東京のワーナー・ブラザース試写室にて開催され、主演の藤原竜也が登壇した。

会場に現れた藤原は「謝罪しなくてはならないことが……」と切り出し、2月上旬に予定されていたファンクラブのツアーをインフルエンザのためキャンセルしてしまったことを明かす。「前日に夜までナレーションの仕事があったんですが、『藤原くん、体調悪いの？』と言われて、家に帰って病院に行ったんです。看護師さんから『5日間は外に出ないで安静にして』と言われてしまいました」と説明。ホワイトデー前日ということで真っ白なスーツを身にまとった藤原は「お詫びの意味も込めてビシッと決めてきました」と述べ、「（今日は）なんでもします！」と宣言した。

宣言通り、観客からの質問に次々と答えていく藤原。ホワイトデーの思い出について尋ねられると、「小4か小5のときに6年生の女の子から大きなハートのチョコをもらったけど、恥ずかしくて『どうしよう、どうしよう』ってなって、冷蔵庫の野菜室の奥に隠したんです」と告白する。「遊びに行って、友達に相談したりして。でも家に帰ったら、お姉ちゃんが『おいしいチョコだよ』って普通に食べてました（笑）。隠していたこともわかっていたと思うのですが、今となってはもっとスマートにすればよかったなって思います」とエピソードを明かした。ホワイトデーについては、「恥ずかしさや反発から、素直にお返しを渡せず突っぱねていた部分がありました」と正直に打ち明けるが、「今は感謝の気持ちを込めてきちんとお返ししますよ」と語った。

イベントの最後には、サプライズとして特大サイズのホワイトチョコレートがステージ上へ。抽選で当たった1名の観客にプレゼントされたほか、藤原は観客の1人ひとりにチョコレートを手渡しで配っていくサプライズを敢行。藤原は取材陣にもチョコレートを配って場内を大いに盛り上げた。

「僕だけがいない街」は、三部けいの同名マンガを原作としたミステリー。対象の事件を解決するまで、同じ時間が何度も繰り返される特殊現象“リバイバル”に翻弄される主人公の姿を追う。3月19日より全国ロードショー。