「ジブリの教科書」新刊発売、高畑勲や鈴木敏夫らが「となりの山田くん」を紐解く

「ジブリの教科書11 ホーホケキョ となりの山田くん」が、本日11月10日に発売された。

これはスタジオジブリ作品の魅力を多彩な執筆陣が読み解いていく「ジブリの教科書」の最新刊。第11弾にあたる今回は、高畑勲が監督を務め、いしいひさいちの4コママンガをアニメ化した「ホーホケキョ となりの山田くん」を取り上げる。

「映画『となりの山田くん』誕生」「『となりの山田くん』の制作現場」「作品の背景を読み解く」というタイトルの付いた3章で構成される書籍には、監督の高畑と本作で主題歌を手がけた矢野顕子との対談、プロデューサーの鈴木敏夫が同作の制作秘話を語る「四コマ漫画から生まれた五時間超のシナリオ」などを掲載。また原作者いしいによるイラストエッセイや、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光、画家の奈良美智、脚本家の山田太一らが同書に寄せた書き下ろしの文章などが並ぶ。

なお本シリーズでは、今後「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「ゲド戦記」「崖の上のポニョ」を扱う予定。詳細は決まり次第、公式サイトにて発表される。

ジブリの教科書11 ホーホケキョ となりの山田くん

文藝春秋 11月10日（火）発売
価格：994円