“この男がジブリを支えた”、アニメーター近藤喜文の歩みに迫る展示会が宮城で開催

高畑勲、宮崎駿が絶大な信頼を寄せたアニメーター、近藤喜文の歩みに迫る展示会「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」が、10月10日から2016年4月10日にかけ宮城・石ノ森萬画館にて開催される。

アニメーターとして「ルパン三世」「ガンバの冒険」「未来少年コナン」といったテレビアニメで活躍し、スタジオジブリへの入社後は「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」などで作画監督やキャラクターデザインを担当した近藤。本企画展は、近藤が1995年に監督を務めた「耳をすませば」の公開20年を記念し行われるもので、彼が手がけたアニメーションの原画やイラスト、イメージボードなどを紹介する。

1998年に47歳の若さで逝去するまでに携わった「名探偵ホームズ」「赤毛のアン」「魔女の宅急便」などの資料から、近藤の軌跡を辿る同企画展では、連動イベントも多数開催。「耳をすませば」の特別上映会やスタンプラリー、音楽コンサートといったイベントが行われ、近藤の遺した作品とさまざなま形で触れあえる。

この男がジブリを支えた。近藤喜文展

2015年10月10日（土）から2016年4月10日（日） 宮城県 石ノ森萬画館
※第3火曜日（12～2月は毎週火曜日）休館
開館時間 9:00～18:00 / 12～2月 9:00～17:00
※最終入館時刻 17:30 / 12～2月 16:30
料金：一般 800円 / 中高生 500円 / 小学生 200円 / 小学生以下無料
※常設展観覧料含む