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鈴木敏夫がジブリ新作「レッドタートル」でカンヌ初登場、舞台挨拶で喝采浴びる

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第69回カンヌ国際映画祭にて、左からマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット、鈴木敏夫。

第69回カンヌ国際映画祭にて、左からマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット、鈴木敏夫。

フランス現地時間5月18日、スタジオジブリが手がける劇場版アニメ「レッドタートル ある島の物語」が、第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門にて公式上映された。

「岸辺のふたり」のマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットが、尊敬する高畑勲から助言を受けることを条件に、初めて長編制作に挑戦した本作。無人島から脱出を試みるも見えない力によって引き戻される男の前に、ある日1人の女が現れたことから物語が動き出す。

上映前には舞台挨拶が実施された。デュドク・ドゥ・ヴィットは「メルシーボクー」と集まった観客にフランス語で感謝を述べる。また当初挨拶の予定がなかった鈴木は、英語で「私はフランス語も英語も話せませんが、日本語でメルシーボクーは“ありがとう”です」と語りかけて喝采を浴びた。

そして上映終了後には、5分を超えるスタンディングオベーションが。続いて行われた囲み取材では、デュドク・ドゥ・ヴィットは「本当に感謝の気持ちでいっぱいです。スタジオジブリのアニメーション制作の豊かな経験から生まれるさまざまなアイデアは、とても素晴らしいものでした」と、鈴木は「スタンディングオベーションを受けて、本当にカンヌに来てよかった。10年かかっているので喜びもひとしおです。高畑(勲)さんも来てくれたら喜んだと思います。ジブリ作品は5月前に完成したことがなかったので、今回初めてカンヌ映画祭に来られて光栄です」とそれぞれ心境を語った。

「レッドタートル ある島の物語」は9月17日より全国でロードショー。

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