「風、薫る」吉澤智子が見上愛&上坂樹里をたたえる、ミセスの主題歌は何度聴いても心地よい

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連続テレビ小説「風、薫る」の試写会が本日3月9日に東京・NHK放送センターで行われ、キャストの見上愛上坂樹里、脚本を手がけた吉澤智子、制作統括の松園武大が出席。主人公2人のキャラクターや、バディもののよさ、Mrs. GREEN APPLEが担当する主題歌「風と町」などについてトークを展開した。

連続テレビ小説「風、薫る」試写会に出席した見上愛(左)、上坂樹里(右)

連続テレビ小説「風、薫る」試写会に出席した見上愛(左)、上坂樹里(右)

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田中ひかるの著書「明治のナイチンゲール 大関和物語」を原案とした本作では、正規に訓練された看護師トレインドナースとして、日本の医療看護の世界に新たな風を巻き起こした女性たちの姿が描かれる。実在した大関和(おおぜきちか)と鈴木雅(すずきまさ)をモチーフに、見上が一ノ瀬りん役、上坂が大家直美役で出演。劇中では看護婦養成所を卒業したりんと直美が、患者や医師たちとの向き合い方に悩みながら、まだ見ぬ世界を切り開いていく。

連続テレビ小説「風、薫る」試写会の様子。ハートのポーズを求められ、照れている見上愛(左)と上坂樹里(右)

連続テレビ小説「風、薫る」試写会の様子。ハートのポーズを求められ、照れている見上愛(左)と上坂樹里(右) [高画質で見る]

見上は「撮影が始まってから半年経っています。第1週を客観的に観るのは難しいんですが、改めて身が引き締まる思いです」と真摯に伝え、上坂は「完成した映像を観るのに緊張してしまって。見上さんと『一緒に観ようね』とお休みの日に観たんです。いろんな人が携わっている作品の一員なんだという実感が湧き上がってきました。皆さんに観ていただけるのが楽しみです」と声を弾ませた。

連続テレビ小説「風、薫る」試写会に出席した見上愛

連続テレビ小説「風、薫る」試写会に出席した見上愛 [高画質で見る]

主人公2人のキャラクターに話が及ぶと、見上は「りんはすごくまっすぐで、直美に対してはお節介です。感情の揺れ動きが激しいと台本を読んでいるときから感じていました」とコメント。上坂は「直美は人間味があふれていて、生きることに貪欲な人。強くてかっこいい女性です」と紹介し、「直美として生活している時間が今の自分の軸になっているので、最初の頃と比べると、台本に書かれているセリフの奥まで感じられるようになってきました。直美だったらこう行動するだろうなというのが体に染み付いてきています」と手応えを明かす。一方の見上は「もちろん撮影に入る前から医療従事者の方には感謝していましたが、りんたちが医療の現場で働くシーンを撮る中で、リスペクトがさらに増しています」と口にした。

連続テレビ小説「風、薫る」試写会に出席した上坂樹里

連続テレビ小説「風、薫る」試写会に出席した上坂樹里 [高画質で見る]

「今後、りんと直美の関係をどう観てほしいか?」という質問が飛ぶと、見上は「バディものというのはどちらかが太陽、どちらかが月と例えられることも多いと思うんですが、りんと直美はどちらかが月のときは、どちらかが太陽のように支え合うというのを繰り返していきます」と語る。これを横で聞いていた上坂は「撮影中は、自然とりんと直美の空気感になります。合間はたわいない話をしています」と笑みをこぼした。

女性のバディものをやりたいと以前から望んでいたという吉澤。「一視聴者として作品を観ていると、女性同士の描き方に違和感を抱くこともあります。こんなきれいな言葉使わないなとか、こんなきれいごとは言わないなとか。そこには男性の夢もある気がして。実際、女性同士は仲が良ければいいほど、相手の話の腰を折ったり、辛辣になったりもします。『風、薫る』の主人公2人は、視聴者の方に“私と友達の話”と思ってもらえたらいいなと。きれいごとにしないというところにバディものにした意味が出てくると思います。りんと直美はいつも正しいわけではなく、間違える人間にしようと考えてきました。間違えたときに突っ込んだり、『それは合っているよ』と言ってくれたり、シナリオを書いていく過程でも2人いることが心強いです」と述べ、「誰か1人が本当の自分を知っていると、生きていける気がするんです。第三者から見てもそれは気持ちのいいもの。親子や夫婦じゃなく、女性同士の関係でもそういうものがあると描いていきたいです」と言葉に力を込めた。

また吉澤は「見上さんは実体感があって、ふわふわしていない、リアリティのあるお芝居をされる方。見上さんを信じて、セリフを書けばいいと思っています」「上坂さんは佇まいが美しいんです。そこにいると空気がきれいになる。直美は苦しい境遇にいるので世を呪うようなセリフもありますが、上坂さんの清潔感に助けられています」とたたえる。

連続テレビ小説「風、薫る」試写会に出席した吉澤智子

連続テレビ小説「風、薫る」試写会に出席した吉澤智子 [高画質で見る]

イベント終盤には、Mrs. GREEN APPLEが担当する主題歌「風と町」の話題に。松園は「この企画を作るうえで大事にしたのは、静かに隣に佇むある種の優しさです。誰かの手を強く引っ張っていくということではなく、手を携えて、よかったら一緒にどうぞと進んでいく気遣いや優しさ。そういった空気感がこのドラマに流れたらいいなと。そういったことを(Mrs. GREEN APPLEに)お伝えして、共感していただきました。『風と町』は聴く人にとても優しい楽曲だと思います。朝ドラは本放送だけで130回あるので、何回主題歌が流れるんだろう?と思うほど非常に多いですが、何度聴いても心地よい、肌に優しくなじんでいく楽曲。人の命を扱う作品なので、苦しくなる回もありますが、物語全体を下支えしていただけるような主題歌だと感じています」と思い入れたっぷりに伝えた。

全26週の「風、薫る」は3月30日にNHK総合ほかでスタート。

連続テレビ小説「風、薫る」試写会の様子。左から見上愛、上坂樹里

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イベントレポート
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連続テレビ小説に関するニュース一覧

2026年度前期 連続テレビ小説「風、薫る」番組情報

放送局・放送日時

NHK総合ほか 2026年3月30日(月)スタート

スタッフ・キャスト

脚本:吉澤智子
原案:田中ひかる「明治のナイチンゲール 大関和物語」
音楽:野見祐二
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「風と町」
演出:佐々木善春 / 橋本万葉 / 新田真三 / 松本仁志 ほか
語り:研ナオコ
出演:見上愛 / 上坂樹里 ほか

ドラマ作品情報

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(写真提供:NHK)

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読者の反応

Michael Sun @pingfanbufan

@eiga_natalie 吉澤智子の言葉に胸が温かくなるね。見上愛&上坂樹里の演技も素晴らしい。この曲、何度聴いても新鮮!何か特別な思い出はあるかな? #風薫る

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