8月に上演される「何はともあれ、聴いてください!」の制作発表記者会見が、本日5月16日に東京・ポニーキャニオン本社にて行われ、出演者の
「何はともあれ、聴いてください!」は、自称25歳の“おじさんギタリスト”が、解散の危機に瀕した売れないバンドのサポートメンバーとしてライブに参加する“ハートフルバンドコメディ”。木根のユニット・劇団こどもみかんの旗揚げ公演「結婚なんて、クソくらえっ!」でもタッグを組んだ有働が脚本・演出を担当する。
9月に還暦を迎える木根が演じるのは、アラサーバンドに参加するサポートギターのおじさん役。木根が「この年齢差で気を使わないでくださいね。“じいじ”って呼んでもいいので」と共演者に呼びかけると、会場は温かい笑いに包まれた。
売れないアラサーバンドの最年少ドラマー役を演じる鳥越と、対バン相手として登場するいけ好かないイケメンバンドマン役の才川は、出演決定にあたって「親が一番テンションが上がっていた」というエピソードを披露。続いて、音楽にまったく興味がないライブハウスのスタッフ役を務める高宗は「私の父も今年還暦を迎えて。木根さんはお父さんみたいな感じです」と笑顔を見せる。また木根の演奏シーンがあるかという質問が出ると、有働は「木根さん、弾けるんでしたっけ?」とニヤリ。これに対して木根は「まあ、なんとか(笑)」と答え、報道陣の笑いを誘った。
会見の後半では、“還暦サングラス”と称した真っ赤なサングラスが木根に贈られる一幕も。サングラスをかけて上機嫌な木根は「こんな歳までこの業界で生きていけるなんて思っていませんでしたので、本当にありがたいです。皆さんのお心遣いがうれしいです」と感謝を述べるとともに、「コメディと言ってますけど、どこか温かかったり、元気になったり。そういう要素を入れて舞台を作っていきたいと思っています」と本作の見どころを語り、会見を締めくくった。
「何はともあれ、聴いてください!」は、8月10日から13日まで東京・博品館劇場にて上演。
木根尚登ソロ活動25周年記念公演「何はともあれ、聴いてください!」
2017年8月10日(木)~13日(日)
東京都 博品館劇場
脚本・演出:
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