ドラマ発・スター☆コンチェルトがCDデビュー！猪野広樹「舞台で恩返ししたい」

ドラマ「スター☆コンチェルト～オレとキミのアイドル道～」から誕生したアイドルユニット・スター☆コンチェルトが、デビューシングル「So Distance」を昨日3月8日にリリース。ステージナタリーでは、同日に東京・Zirco Tokyoにて開催された「デビュー記念スペシャルイベント」の模様をレポートする。

メ～テレ・TOKYO MXにて放送中の本作は、新人男性アイドル候補生がデビューを目指し、共同生活を送る星輝寮（ほしきらりょう）を舞台とした物語。イベントには、スタ☆コンのメンバーを演じる瑛倉ヒロキ役の猪野広樹、日々野周役の鎌苅健太、花宮みなみ役の永田崇人、田中理一郎役の鷹松宏一、石森奏役の鈴木祐士郎、写楽佑太役の古川龍慶、丸山武蔵役の桐矢彰吏の7人が参加した。

この日は古川、桐矢がMCを担当。2人は番組内でお馴染みとなっている「こんな俺たちー？」「ラブリー!!」のフレーズで、集まったファンこと“マネージャー”とコール＆レスポンスを繰り広げる。続いて猪野、鎌苅、永田、鷹松、鈴木の5人がステージに登壇。色とりどりのペンライトと、“推しメン”への愛が込められたうちわを手にした約250人のファンが、メンバーの登場を大きな拍手で出迎える。

イベント冒頭では、7人の仲良しトークが展開。鈴木が得意のトランペットで「So Distance」のサビを演奏すると、鈴木のパフォーマンスに対抗心を燃やした猪野、鷹松、古川の3人が、なぜか次々とジャイアンのモノマネを披露して笑いを誘う。和やかな雰囲気でイベントが進行する中、番組でナレーションを務める声優の興津和幸がシークレットゲストとして登場。デビュー祝いに駆けつけた興津から、スタ☆コンの2ndシングル「Make a move on」発売決定が発表されると、会場のボルテージは最高潮に。また昨日8日に誕生日を迎えた興津へ、バースデーケーキが届けられるサプライズも用意された。

さらに、番組のエンディングテーマを担当するバンド・Initial'Lや、劇中でD4Uを演じる紫城院ヒカル役のU3（5IGNAL）、紫城院ケイ役のENOYU（5IGNAL）も飛び入り参加。TOKYO MXでの放送に先がけた第9話の先行上映コーナーでは、スタ☆コンメンバーが生コメンタリーに挑戦したほか、イベント後半では、「So Distance」と同時発売されたD4Uによる「MERMAID」のパフォーマンスも披露された。

イベント前に行われた囲み取材には、スタ☆コンメンバーの7人が出席。CDリリースにあたってやってみたいことがあるという猪野は、「店頭に並んでいる僕たちのCDを目立つところにポン！と置きたいんです！」と瞳を輝かせる。またハイタッチ会こと“アトラクション会”でファンと交わした会話に触れ、「『CDデビューおめでとう』という言葉をたくさんかけていただいて、『ああ、本当にデビューするんだ』とだんだん実感が湧いてきました」と心境を語った。

鎌苅は、各所で行ってきた“アトラクション会”を振り返り、「ハイタッチ会は個人的に以前やったことがあるんですが、33歳にもなるとなかなか機会がなくなってきて（笑）。昔から応援してくれているファンの方が『懐かしくて楽しい』と言ってくださって、ちょっとした青春を取り戻した気持ちになりました」とコメント。「小さいころ、歌手になるのが夢だった」という永田は「ようやく夢が叶いました。もっとスタコンが大きくなっていけるように、みんなでがんばっていきたいです」と笑顔を見せる。最後に猪野が「これだけのお客さんが応援してくださっているというのは、本当にありがたいこと。劇中のヒロキのように、お客さんにもっともっと笑顔を届けて、スタ☆コンでの活動や舞台で恩返しできたらと思います」と挨拶し、取材を締めくくった。