“東京の笑い”を継承すべく、“軽演劇”にこだわって活動する
熱海五郎一座は、伊東四朗を座長とする2004年旗揚げの「伊東四朗一座」をもとに、伊東がどうしても参加できない場合に、
舞台はリゾート地にある老舗高級旅館「ふじみ楼」。閑散としたその宿に住み込み希望の女性がやってきて、仲居として働き始める。一方、その旅館の隣には神奈川県知事の息がかかったリゾートホテルが建っている。ある日、そのホテルの不祥事が週刊誌にすっぱ抜かれてしまい……。
座長の三宅裕司は「前回、前々回は“新橋演舞場進出”と銘打たせていただきましたが、今回から晴れて“新橋演舞場シリーズ”となりました。2014年に演舞場に進出したときから、それぞれの持ちネタ、ルーティンギャグはやめようということにしたんです、が、もし万が一、今年の公演でリーダー(渡辺)がまたコーラを飲んでいたり、石井さんが若い嫁をもらったネタをまた振られたりしていたら、そのシーンの稽古は相当つまらなかったんだなあと思ってください(笑)」とコメント。すると
今年1月に還暦を迎えた
今回神奈川県知事役を務める
さらに「うっとうしい梅雨の時期にからっとした笑いをお届けしたいです」と小倉が発言すると「梅雨の話いつもするよね」と三宅が鋭くツッコみ、小倉がタジタジになる場面も。昇太は、かつてレポーターとして「ピーターパン」に大抜擢されたばかりの笹本玲奈を取材したことがあると言い、「その時は背も小さくて、すごく子供という印象だったのに、今日お会いしたらすごく素敵な女性になっていて……!」と驚きを語った。
ゲストの松下由樹は「もし熱海五郎一座から声を掛けていただいたら絶対に出演したいと思っていたんです」と笑顔で語り、「本番では、三宅さんに褒めていただいた“振り幅”を思い切り発揮できるようにがんばりたい」と意気込む。もう1人のゲストである笹本は、「デビューして18年、これまで、舞台の上で命を落としたり失恋したり愛する人が亡くなったり……悲劇にばかり出演してきたので、コメディに出演できるのはうれしいです。三宅さんにぜひ、しばいて……しごいて……しばいて……しご……?」と締めの言葉に窮すると、三宅から「しばいてどうするの!」、渡辺から「もうすでに面白いよ!」とツッコミが入り、笹本は赤面しながら「コメディエンヌになれるよう、がんばります!」と結んだ。
熱海五郎一座 熱闘老舗旅館「ヒミツの仲居と曲者たち」
2016年6月3日(金)~27日(月)
東京都 新橋演舞場
作:吉高寿男
構成・演出・出演:
出演:
関連記事
熱海五郎一座のほかの記事
リンク
- 公演情報 日程・上映時間:新橋演舞場-歌舞伎・演劇|松竹株式会社
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
ミツハル @ruhatsumi
チケットとった。3階席
熱海五郎一座が新橋演舞場のシリーズに、松下由樹と笹本玲奈がゲスト出演 - ステージナタリー https://t.co/NSxAzQ9EyM