COSMETICS初レコ発イベントはあたたかい愛でいっぱいに

本日12月5日、タワーレコード渋谷店1FラウンジコーナーにてCOSMETICSのインストアイベントが開催された。

これは12月2日にタワーレコード限定でリリースされた、COSMETICS初のCD「LOVE IS ALL」の発売を記念して行われたもの。店頭にはCDを購入したファンや、通りがかりの買い物客など多くの観客で賑わった。

この日はイベントMCを、プロデューサーのふかわりょうが担当。巧みなトークで観客をリラックスさせた後に、いよいよCOSMETICSの3人が登場した。

ライブでは「LOVE IS ALL」「tomorrow～winter mix～」「tomorrow」の3曲を披露。いつもよりも小さなステージ、かつ観客がかつてないほど間近というシチュエーションに最初は緊張していたCOSMETICSの3人も、イベントが進むに連れてリラックスしていき、初のCDショップでのインストアイベントを満喫しているようだった。

イベント終盤に3人が挨拶する場面では、ひでよがプロデューサーふかわの優しさについて語り始めると、思わず泣き出してしまうハプニングも。そんなひでよを見たふかわは、先日のお台場でのイベントで自身が号泣したことを踏まえつつ「お前、人前で泣くとか最悪だからね。一度泣き始めたら20分泣きやまないしさ」と語り、会場の爆笑を誘った。

そんな和やかな空気の中、インストアイベントは終了。その後はCD購入者を対象としたサイン会が実施され、ファンひとりひとりと握手や会話をしつつ、1時間以上にわたり参加者と交流を深めた。

イベント、そしてサイン会と全行程を終え、ふかわは「みなさんがいるからこそ、こういうことができたわけで。僕らも演者とファン以上の距離感というか、一心同体的なものを強く感じました」とコメント。COSMETICSのパフォーマンスについても「プロとしてはまだ足りないものはあるものの、初めてステージに立ったときから比べると、ステージ上での立ち振る舞いとか徐々に慣れてきたような気がします。経験値は確実に上がってますね」と、プロデューサーとしても手応えを感じているようだった。

また、COSMETICSの3人もこの日のイベントについて、「観に来てくれた方との距離が今までで一番近くて、それに伴って心の距離もどんどん近くなったと思う。あったかいイベントになりました」と発言。ひでよは「『tomorrow』を歌っているときに、みんなのあたたかい視線で涙が出そうになりました」と、このなは「富山から旅行に来ていたおばあちゃんがたまたま通りがかって、CDを買ってサインに並んでくれて。そういうお客さんと触れ合えたのも、うれしいよね」と、しずなは「COSMETICSってこの1年間、CDを出すためにいろいろ動いてきたわけではなくて。だから最初は不安でいっぱいでした」と、それぞれの思いを語ってくれた。

COSMETICSとふかわは、来週12月13日に原宿アメーバスタジオでインターネットラジオ「世界はLOVEを求めてる」の生配信を実施。さらに前日12日深夜には、ふかわが番組アシスタントを務めるテレビ東京系「音楽ば～か」にCOSMETICSがゲスト出演する。CDリリースを経て、より精力的な活躍を続ける彼女たちから今後も目が離せそうにない。