THE BAWDIES、汗と涙のシリアルナンバー刻印

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THE BAWDIESが昨日10月6日に都内某所で、限定生産シングル「IT'S TOO LATE」に刻まれるシリアルナンバーを直接刻印した。

記念すべき刻印第1号のジャケットを手にするTHE BAWDIESの4人。

記念すべき刻印第1号のジャケットを手にするTHE BAWDIESの4人。

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目の前には山積みのCDジャケットが。

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シングル「IT'S TOO LATE」ジャケット。右から2番目、JIMの腰あたりに用意された枠にシリアルナンバーが刻まれる(写真はサンプル)。

シングル「IT'S TOO LATE」ジャケット。右から2番目、JIMの腰あたりに用意された枠にシリアルナンバーが刻まれる(写真はサンプル)。

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11月4日にリリースされるこの新作は、メジャー進出後初のシングル。夏フェスで披露され話題を集めたタイトル曲と、今年7月に行われた「THIS IS MY STORY」ツアーファイナルのライブ音源が収録された、ボリューム満点の内容となっている。

メンバーは当日12:00から業者による講習を受け、12:30より刻印を開始。この日は4人で1万枚を目標に作業を進め、4人はジャケットとCD封入のカードの2カ所にシリアルナンバーをスタンプしていった。

シリアルナンバーを自らが刻印するアイデアについて、ROY(Vo.B)は「限定感をちゃんと出したいと思ってやろうと考えたんだけど、こんなに大事になるとは思ってなかった」と苦笑い。メンバー全員が「この大変さを、読者の皆さんにしっかり伝えてください!」と、涙ながらに力説した。

刻印は2カ所とも指定された小さなスペースにスタンプするため、流れ作業はほぼ不可能。MARCY(Dr)は「結構慎重さも求められるんです」と語り、作業開始から4時間の時点でまだ4分の1にも達してないことを明かした。そんな状況ながらも、ROYは「僕らがひとつひとつ刻印したCDが出荷されて、みんなの手に届くことを考えるとうれしいですよ」、JIM(G.Cho)は「ちょっとスタンプがズレてるのもあったりするんですけど、その手作り感を逆に楽しんでほしいですね」と笑顔で話してくれた。

また、4人はシングル「IT'S TOO LATE」についても言及。タイトルトラックについて、ROYは「前作から引き続きNAOKIさん(LOVE PSYCHEDELICO)と一緒に制作したんですが、アレンジに関して前回学んだこと、今僕らが持っているものを出してみました」と説明。カップリングのライブトラックについては、「この1トラックだけで、過去のどのアルバムよりも収録時間が長いんですよ」という驚きの事実を教えてくれた。

現在のTHE BAWDIESの魅力を詰め込んだ新曲と、彼らの魅力が凝縮された30分以上ものライブトラックが収録されたこのシングル。TAXMAN(G.Vo)が「刻印をひとつ押すたびに、手に取る人の笑顔が見えてきます」と語ったように、送り手側のバンドにとっても、受け手側のリスナーにとってもハッピーな1枚になることは間違いなさそうだ。

なお、この日の目標1万枚刻印が達成されたのは、日付が変わる直前の23:30過ぎ。半日かけて彼らが刻んだ汗と涙の結晶を、ぜひ店頭で手にとってみてもらいたい。

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音楽ナタリー @natalie_mu

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