一十三十一の手紙ソングカバー集、プロデュースは曽我部

一十三十一が9月23日にリリースするコンセプトアルバム「Letters」の概要が明らかになった。

本作にはプロデューサー／ギタリストとして曽我部恵一が参加。伊賀航（B）、加藤雄一郎（Sax）、長久保寛之（EG/lake）、木暮晋也（AG/HICKSVILLE）、横山裕章（P, Syn）、オータコージ（Dr, Perc）といった強力なメンバーを迎え、国内アーティストの名曲をアコースティックスタイルでカバーしている。

収録カバー曲は荒井由実「返事はいらない」、フリッパーズ・ギター「青春はいちどだけ」、浜田省吾「左手で書いたラブレター」など全10曲。手紙が重要な意味を持つ楽曲ばかりがセレクトされている。この選曲は、今年4月にFM Nack5でスタートした一十三十一のレギュラー番組「Letters」に届いたリスナーからのリクエストにより決定したもの。彼女が曽我部とタッグを組んで、これらの名曲をどのように料理しているのか楽しみなところだ。

一十三十一「Letters」収録曲（カッコ内はオリジナルアーティスト）

・返事はいらない（荒井由実）作詞・作曲：荒井由実
・風立ちぬ（松田聖子）作詞：松本隆　作曲：大瀧詠一
・LOVE LETTER（THE BLUE HEARTS）作詞・作曲：甲本ヒロト
・青春はいちどだけ（The Flipper's Guitar）作詞・作曲：DOUBLE KNOCKOUT CORPORATION
・左手で書いたラブレター（浜田省吾）作詞：春嵐　作曲：浜田省吾
・LETTERS（宇多田ヒカル）作詞・作曲：宇多田ヒカル
・蜃気楼の街（シュガー・ベイブ）作詞・作曲：大貫妙子
・STORM （山下達郎）作詞：吉田美奈子　作曲：山下達郎
・LOVE LETTER（酒井法子）作詞・作曲：尾崎亜美
・春の手紙　（大貫妙子）作詞・作曲：大貫妙子

一十三十一 コメント

郵便受けの前で待つ手紙
ひと夏で終ってしまった文通
引き出しの中にしまったままの手紙
恥ずかしくて破いてしまった手紙
昔好きだった人のくせのある字
何度も何度も書き直した手紙
ドアに挟んであった手紙
やっと渡せた最初の手紙、最後の手紙
持ち歩いては読み返した手紙
遠い国から届く絵葉書…

誰にだってひとつは思い当たるでしょ？
たった一行だって手紙はハートがこもってる。
そんな胸きゅん☆アルバムです。

曽我部恵一 コメント

アコーステックなスタイルで
こんな名曲の数々を
カバーさせてもらうなんて……
ゾクゾクします。

こんなにメロウでいいんですか？