9mm Parabellum Bullet轟音フリーライブに1万人熱狂

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9mm Parabellum Bulletが本日4月1日にライブDVD「act I」の発売を記念して、東京・代々木公園野外ステージにてフリーライブを行った。

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春らしからぬ気温にもかかわらず、ライブにはTシャツ姿の人も多数参戦。ライブは約50分にわたり行われ、セットリスト、パフォーマンスともに濃密な内容となった。

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ライブバンドとして名を馳せる彼らだが、野外でフリーライブを行うのは初めてのこと。肌を刺すような寒さの中、彼らのライブを体感しようと会場には約1万人のファンが詰めかけた。

開演予定時刻をしばらく過ぎた14時20分頃、ATARI TEENAGE RIOTの楽曲が爆音で流れ、ステージ後方にはバンドのロゴをあしらったタペストリーが登場。会場後方まで埋め尽くしたオーディエンスは怒号のような声をあげメンバーを迎え入れる。4人がステージに姿を現すと、ひときわ大きな歓声が空に響き、菅原卓郎(Vo,G)が観客に丁寧なお辞儀をした後、ライブは「Vampiregirl」で幕を明けた。

1曲目にふさわしいスピード感あふれる楽曲にオーディエンスはイントロから大熱狂。それに感化された滝善充(G)は、高めに設置されたドラム用のステージに上ったりと早くも持ち前の暴れっぷりを発揮する。「Trigger」ではコールが、「Keyword」の間奏では美しく揃った手拍子が起こるなどオーディエンスとの一体感が生まれる瞬間もあった。その後、「Wanderland」「Living Dying Message」「The World」の3曲を間髪いれずに連発。ときおり暴走しつつもライブならではの激しいパフォーマンスで観客を圧倒していった。

MCで菅原は「今日のライブは今夜スペースシャワーTVで放送されるから」とオンエアをアピール。また、観客を気遣うように「遠くから来てくれた人もいるんでしょ?ホントにありがとうございます」と感謝を口にした。その思いを表すように、1万人のために新曲(タイトル未定)をプレゼント。9mmらしい激しくもポップな一面を匂わせる新曲に、オーディエンスも拳を突き上げ応えていたのが印象的だった。

8曲目の「Supernova」を演奏し終え一息つくと思いきや「ただで帰れると思うなよ!」と菅原が絶叫し、かみじょうちひろ(Dr)がドラを鳴らし観客を挑発。「Talking Machine」ではマラカスを取り出し踊る菅原を横目に、滝と中村和彦(Ba)は好き放題に暴れまくる。野外の開放感を味わうように、普段のライブ以上に自由奔放に振舞う姿は痛快そのものだった。

ライブが終盤に差し掛かった頃、ポツリポツリと雨が降り始めるが、メンバーも観客もそんなことはお構いなし。「Discommmunication」ではイントロが鳴った瞬間、歓声とともに同時に大きな地鳴りが起こり、この日一番の盛り上がりをみせた。最後の曲が終わってからもドラを鳴らしたり、ギターを爪弾いたりと名残惜しそうな様子を見せた4人。最後は耳をつんざくような残響を轟かせたまま、彼ららしい形で初のフリーライブを締めくくった。

9mm Parabellum Bulletフリーライブ 2009年4月1日 代々木公園野外ステージ セットリスト

01.Vampiregirl
02. Trigger
03.Keyword
~ MC ~
04.Wanderland
05.Living Dying Message
06.The World
~ MC ~
07.新曲
08.Supernova
~ MC ~
09.Termination
10.Talking Machine
11.We are Innocent
12.Discommunication

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げそ @amashoooken

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