V系バンド4組がニコ生でお絵かき対決＆ジェスチャーゲーム

ヴィジュアル系アーティストがアニメソングをカバーしたコンピレーションアルバム「V-ANIME ROCKS!」が明日8月1日にリリースされることを記念し、7月28日19:00からニコニコ生放送で特別番組「V-ANIME ROCKS!SPECIAL!!」が放送された。

この番組はお笑い芸人の星野卓也がMCを務め、ゲストとして同コンピに参加した摩天楼オペラの苑（Vo）と燿（B）、DaizyStripperの夕霧（Vo）と風弥（Dr）、Sadieの真緒（Vo）と美月（G）、SCREWの鋲（Vo）とルイ（B）が出演。それぞれがカバーした楽曲の魅力や、選曲の理由、そして同日に隅田川花火大会が開催されていたことにちなんで「アニメキャラと花火大会に行けるとしたら誰と一緒に行きたい？」といったテーマについて語り合った。

また番組では各アーティストがカバーした曲にまつわるゲームコーナーも用意。まずはDaizyStripperが「創聖のアクエリオン」のテーマ曲をカバーしたことから、3体のロボットが合体する際にパイロットが叫ぶ恍惚の声を各出演者が披露する「創聖のアクエリオン 合体セリフコンテスト」が行われた。このコーナーではDaizyStripperの夕霧が「先輩……、夢みたい」と艶かしく語り、摩天楼オペラの燿は「気持ちいいっ！」と男らしく太い声で咆哮。Sadieの美月は「あ……すごい……」、SCREWのルイは「マジ柔らかくて気持ちいい……」と溜息混じりにもだえていた。その後ニコ生のアンケート機能を使って、これらの中から一番気持ち良さそうだったセリフの投票を実施。票は割れたが、このゲームはSCREWが勝利を収めた。

続いてのゲームは、Sadieが「聖闘士星矢」の主題歌「ペガサス幻想」をカバーしたことにちなんだ「星座ジェスチャークイズ」。これは各バンドでジャスチャーする人と解答者に分かれ、出題される星座をジェスチャーで表現して30秒間で何問答えられるかを競うというもの。それぞれ苦戦しながら体の動きで星座を表現していく中で、SCREWの鋲はジェスチャーをする前に答えを口に出したり、「やぎ座」というお題でジャスチャーではなく鳴きマネをしたりと反則を連発してしまい、SCREWはマイナス5ポイントという得点で最下位となった。

アニメキャラを記憶だけで描く「思い出しお絵かき対決」では「ドラゴンボール」のベジータをお題に、摩天楼オペラの苑、DaizyStripperの夕霧、Sadieの真緒、SCREWの鋲がイラストに挑戦。ここでは摩天楼オペラの苑が圧倒的な画力を披露し、見事1位を獲得した。また、メンバーそれぞれが「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイ役と碇シンジ役に分かれて同アニメの名シーンを再現する「“笑えばいいと思うよ”選手権」では各ゲストたちがキュートなハニカミ笑いを披露。どのメンバーの笑顔が良かったか会場の観覧者の拍手で決めることになり、1位はSadieの真緒に決定した。

4つのゲームを終えての総合成績は、1位が摩天楼オペラ、2位がSadie、3位がDaizyStripper。SCREWはジェスチャーゲームでの反則が大きく影響してしまい最下位となった。最下位のSCREWは罰ゲームとして、箱の中から紙を引いて書かれたキャラクターになりきる「なりきりアニメBOX」を敢行。ルイはドラえもん、鋲は「美少女戦士セーラームーン」の月野うさぎのモノマネをカメラに向かって披露した。

なお、この番組はニコニコ動画のプレミアム会員のみ、9月26日までタイムシフト機能で観ることが可能。またナタリーでは番組終了後に出演者8名にインタビューを行なっており、この模様は後日Power Pushのコーナーで公開を予定している。