志人(
志人は2008年に、カナダの音楽レーベルEndemik Musicに所属するラッパー・ブルーバードの来日公演で、彼と同レーベルの創設者でトラックメーカーのスコット・ダ・ロスと出会い、互いの音楽のファンになる。そして3人は、2010年にカナダ・モントリオールで再会。同年Triune Godsを結成して、2011年1月にデビューアルバム「Seven Days Six Nights」をリリースし、11月には全国ツアーを敢行するなど、その後も活動を続けている。
Triune Godsの1stアルバム発売後、志人は2011年夏に再びカナダ・モントリオールへと渡航。さまざまなアーティストとのセッションを経て、現地のアーティストは外国の観客を日本語で沸かせた彼の才能に魅了され、おもしろいことが起こると確信したという。今回のアルバムはそんなモントリオールのアーティストとともに制作。今回の滞在中に最も魅了されたというグループHELIODROMEを筆頭に、ほとんどの楽曲がモントリオールのアーティストとともに作り上げられた。
5曲目の「人間復興~蘇・黄泉帰り~」ではKID KOALAがサウンドプロデュースを手がけ、さらにスクラッチでQ-BERTが参加。ポエトリーリーディング楽曲「身土不二~恐悦至極・陽~」では志人が自ら作曲を手がけている。
歌詞カードの写真は、志人が世界で最も尊敬する写真家だというJunku Nishimuraが担当。また初回プレス分には、今回のモントリオール滞在で志人が何を見て何を経験したのかを自ら執筆した冊子も付属している。
志人「Zymolytic Human ~発酵人間~」収録曲
01. 自然生 ~ 何処へにも行かず此処で踊れ ~
02. 狐の嫁入り ~ 神様が棲む村のうた ~
03. 一物全体 ~ 輪廻転生・生命流転 ~
04. 遺稿 改 生こう ~ 腐敗地獄・陰 ~
05. 人間復興 ~ 蘇・黄泉帰り ~
06. 満月 ~ 中庸 ~
07. 身土不二 ~ 恐悦至極・陽 ~
08. 新月 ~ 心の宇宙 ~
09. 忘れな草 ~ ひっそり ゆっくり じっくり ぐっすり ~
10. 道 ~ たまゆら ~
11. 発酵人間 ~ 回帰 ~
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音楽ナタリー @natalie_mu
降神・志人ソロアルバムにKID KOALA、Q-BERTら参加 http://t.co/JdHmwLZa