レア曲満載！怒髪天「響都ノ宴」初日開幕

毎年恒例のライブイベント「怒髪天 presents『響都ノ宴』」が今年も開催。昨日9月30日より、京都・磔磔にて3日間にわたる公演がスタートした。

オープニングアクトのBUGY CRAXONEが計8曲のロックチューンでフロアを温めたあと、ステージに怒髪天のメンバー4人が登場し、増子直純（Vo）は「今日から3日間よろしくな！ 楽しんでいこうぜ！」と挨拶をする。バンドが1曲目「蒼き旅烏」からライブをスタートさせると、狭いフロアは振り上げる拳に大合唱と、冒頭からクライマックスのような盛り上がりを見せた。

増子はMCで「今日はレア曲満載！ 俺たち4人の間には非常に緊張感が走っている！ なかなか聴けない曲をやるから。練習でも坂さん（坂詰克彦 / Dr）の記憶を掘り起こしてきたからね！」と話し、期待感を煽っていく。そして中盤では「毎年磔磔で演奏している、秋のイメージの歌」と紹介して「枯レ葉ノ音」を披露。そしてライブ会場限定販売のシングル「そのともしびをてがかりに」を熱唱し、集まった観客に大きな感動を与えた。

「音楽にもできることがあるって最近わかった。ちょっとでも楽しい思い出を作ってあげることだ。でもそれは、みんながライブに来てくれるからできるんだ」との名言を伝えたあとは、「我が逃走」「喰うために働いて生きるために唄え！」といった人気曲を連発し、会場は大合唱でそれに応える。そして「最高だ！ 今日もまた最高の夜が増えたから この曲やっちゃおう！ 友康（上原子友康 / G）行ってくれー！」と増子が雄叫びをあげ、「セバ・ナ・セバーナ」でライブ本編は終了。アンコールの「オトナノススメ」では清水泰而（B）と増子がフロアにダイブし、最後はライブの終わりを惜しむかのような長尺のアウトロで盛り上げて、ライブ初日はその幕を下ろした。

「怒髪天 presents『響都ノ宴』」は、本日10月1日に騒音寺、KING BROTHERS、セカイイチとともに2日目の公演を開催。最終日の10月2日はSA、SCOOBIE DO、MONOBRIGHTを迎えてのライブが行われる。

BUGY CRAXONE「怒髪天 presents『響都ノ宴』」2011年9月30日セットリスト

01. レモンジュース
02. ハレルヤ
03. Come on
04. FAST
05. 11月
06. 枯れた花
07. チーズバーガーズ・ダイアリー
08. ボクを信じて

怒髪天「怒髪天 presents『響都ノ宴』」2011年9月30日セットリスト

01. 蒼き旅烏
02. 欠けたパーツの唄
03. 雑草挽歌
04. 最後のひとり
05. よりみち
06. 宿六小唄
07. 枯レ葉ノ音
08. 杉並浮浪雲
09. そのともしびをてがかりに
10. アフター5ジャングル
11. 我が逃走
12. 喰うために働いて 生きるために唄え！
13. セバ・ナ・セバーナ
＜アンコール＞
14. オトナノススメ