松任谷由実「春よ来い」にサンド、ミッツら参加で世界配信

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松任谷由実とNHK「SONGS」の共同による東日本大震災チャリティ企画として、「(みんなの)春よ、来い」が配信リリースされた。

松任谷由実とは?

1954年生まれ、東京出身の女性シンガーソングライター。1971年に作曲家としてプロデビューを果たし、翌1972年に荒井由実として歌手デビューシングル「返事はいらない」をリリースする。1973年に1stアルバム「ひこうき雲」を発表し、翌年から本格的なステージ活動を開始。「あの日にかえりたい」をはじめとする、数々のヒット曲を連発する。1976年にアレンジャーの松任谷正隆と結婚してからは、松任谷由実として活躍。1970年代から2010年代にかけての史上初となる5つの年代でのアルバム売上首位を達成するなど、数多くの記録を樹立する。2016年には38枚目のオリジナルアルバム「宇宙図書館」をリリースし、翌2017年9月まで42都市80公演の全国ツアーを行った。デビュー45周年を迎えた2018年4月にベストアルバム「ユーミンからの、恋のうた。」をリリース。同年9月より2019年5月にかけて全国アリーナツアー「Ghana presents 松任谷由実TIME MACHINE TOUR Traveling through 45years」を開催した。9月にテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のエンディングテーマ「深海の街」を配信リリース。2020年2月に40回目の新潟・苗場プリンスホテルでのコンサート「松任谷由実 SURF&SNOW in Naeba Vol.40」を行った。秋に39作目のアルバムのリリースを予定している。

松任谷由実

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地震発生から今なおも続く深刻な現実と向き合って、自分に何ができるのかをプロデューサーでもある松任谷正隆、スタッフらとともに会議を重ねてきたユーミン。彼女はまず「変わろうとする強さと、変わらない強さを」というメッセージを発信し、次にそのことを行動に示すために小学校の教科書にも載っていた代表曲「春よ、来い」を新録音した。

新たにレコーディングされた「(みんなの)春よ、来い」には世界中の人々から寄せられた、日本の復興を願う気持ちを込めて歌った声も使用。NHK「SONGS」がインターネットに投稿サイトを開設して4月15日から募集した、童謡「春よ来い」の「春よ来い、はやく来い」という部分の歌声が使われている。

「春よ、来い」は連続テレビ小説「春よ、来い」の主題歌だったこともありNHKとは縁が深く、これから来年までの長期スパンでNHKとともに新バージョンなどの楽曲制作を進めていくとのこと。完成した楽曲は全世界に向けてインターネットで有料配信し、その収益を中央共同募金会を通じて全額被災地に寄付する。なお、松任谷由実としてチャリティ企画に取り組むのは今回が初となる。

第1弾となる今回の配信音源には、いとうあさこ(お笑い芸人)、角田信朗(格闘家)、木村佳乃(女優)、サンドウィッチマン(お笑い芸人)、ミッツ・マングローブ(タレント)、パパイヤ鈴木(ダンサー)、ビビる大木(お笑い芸人)、ベッキー、安田成美(女優)、YOU(タレント)が参加。日本を含む世界23カ国で配信されており、さらに現在アジア地域各国にも配信を依頼している。

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