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SCANDAL&京極夏彦、先行上映会で“映画化”の裏側激白

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本日7月29日、新宿バルト9にてアニメ映画「ルー=ガルー」の先行プレミア上映会が開催。劇中音楽を担当し、ストーリー内で“伝説のバンド”として登場するSCANDALが舞台挨拶に登場した。

映画「ルー=ガルー」は、京極夏彦によるSF小説を原作にProduction I.Gが制作を手がけた長編アニメ。SCANDALはこの作品に主題歌「Midnight Television」、挿入歌「KOSHI-TANTAN」、エンディングテーマ「さよならMy Friend」を提供。主人公たちがあこがれる伝説のバンドとして劇中に登場し、アフレコにも挑戦するなど、幅広い活躍を披露している。

今回の先行上映会に先駆け、夕刻には日本最大級の6m×2.8mという巨大バナーの除幕式を実施。映画を観に来た多数の観客に見守られながら除幕式に臨んだ4人は「いろんなことにすごく緊張しながら挑戦したんですけど、周りの人たちが『よかったよ!』って言ってくれてうれしかったです」(MAMI)、「映画はリアルなコミュニケーションが取れなくなっている時代が舞台なんです。バンドやってるとリアルなコミュニケーションの大切さがわかるので、映画の世界がすごく切なく感じました」(HARUNA)と、映画についての感想を語った。

また、撮影時に印象に残ったエピソードを訊かれると、RINAは「アフレコで標準語がしゃべれなくて困りました(笑)。頑張って標準語っぽいイントネーションにしても『なまってるよ!』って言われちゃって」、TOMOMIは「モーションキャプチャの撮影は全身タイツを着てやったんですけど、すごくピッタリで服を着てる感覚がありませんでした」と回答。映画初挑戦ならではの苦労をにじませた。

舞台挨拶にはメンバー4人のほか、原作者の京極夏彦と藤咲淳一監督も登壇。京極はアニメ化について「自分の作品がアニメ化されたというよりは、SCANDALと監督とコラボレーションしたというほうが近いと思います。僕は『小説は小説、映画は映画』と考えていて映画には一切口を挟まないんですが、今回現場を訪れたときはみなさんがすごく一生懸命作られていて『これなら大丈夫だ』と実感しました」と太鼓判を押した。また、藤咲監督は「先生の作品を舞台に青春映画を作ってしまった、という感じです。SCANDALのみんなもいろいろなことをすごくがんばってくれました」と、4人を褒めたたえた。さらに京極は「今『続編を書け』って言われてまして、まだ書いてないんですけど(笑)。みなさんの応援次第ではSCANDALとのコラボ第2弾もあるかもしれないので、よろしくお願いします」と、京極ファンにとっても興味深い発言で場内を沸かせた。

映画「ルー=ガルー」は8月28日より、新宿バルト9ほか全国劇場で公開。なお、この日の除幕式に登場した巨大バナーはバルト9の1階に展示されるので、訪れた際にはぜひチェックしてみよう。

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