デビュー11年目を迎え、現在はハロー!プロジェクト全体のリーダーを務める矢島。新作「ひとりの季節」は彼女にとって通算9冊目のソロ写真集で、台湾の情緒漂う街並で撮影された矢島の大人びた表情が楽しめる1冊だ。
矢島本人のお気に入りカットは、ニットを着て部屋でくつろいでいるシーン。今作はこれまで以上に大人びたセクシーなカットも多く、水着のショットも多く含まれている。握手会の前に実施された囲み取材で、矢島は「15歳で初めて写真集を出したときはスクール水着で。同じワンピースの水着でも、大人になるとこんなに違うんだなって」と自身の変化について客観的にコメント。「10冊目はどこで撮影したい?」の問いには“天国に一番近い島”ニューカレドニアを挙げ、「きれいな海をバックに撮りたいです。海がある場所なので、水着は着るかな?」と期待を覗かせた。
囲み取材では、やはり先日発表された℃-ute解散の話題が上がる。彼女たちはメンバー最年少の萩原舞が20歳の誕生日を迎えた今年2月、それぞれの将来を見据えた上で解散の道を選び、2017年6月の埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演が決定したタイミングで「そこをゴールに向かっていこう」と決めたという。発表前は「ファンの皆さんが悲しむ表情が想像できたので不安でしたけど、皆さんの『みんなで決めたのなら背中を押すよ』という言葉に励まされました」と、前向きな決断を受け止めてくれたファンへの感謝を語った。「絶対に泣かないって決めてたのに、全部言い切ってお辞儀した瞬間に涙があふれてきたんですよ」と矢島は発表時を振り返りつつ「なので(解散ライブ当日は)泣かないでいる自信はないですけど、それも全部ありがとうの気持ちかなって」と微笑んだ。
矢島は解散後の活動について聞かれると、「舞台のお仕事が楽しいので、演技の仕事をがんばっていきたい」と女優の道への意欲を語りつつも、「でも歌を歌うのは好きなので、たまにはディナーショーなどでライブができたら」と付け加えた。「理想の女優は?」の質問には、大のハロプロファンとしても知られる松岡茉優の名を挙げ、映画「ちはやふる 下の句」での松岡の繊細な演技について熱弁した。また「℃-ute解散までのおよそ10カ月の間にやりたいことは?」の問いには、「メンバーとも話しているんですけど、ファンクラブツアーがやりたいです。ファンクラブのツアーではなかなか全員そろう機会がなかったので、ひさびさに5人そろって。℃-uteは関東での活動が主なので、全国を回りたいし、なんなら海外も」と意欲を語った。
なお彼女のあとを継ぐ次期ハロプロリーダーはまだ決まっていないとのことで、矢島は「たぶん、和田彩花(アンジュルム)か譜久村聖(モーニング娘。'16)のどっちかだと私は勝手に思っているんですけど、2人ともハロプロ愛が強いし、しっかりしているので、いい時代を切り拓いてくれるんじゃないかと思って安心しています」とコメント。カントリー・ガールズで活動しながらハロプロのプレイングマネージャーを務める嗣永桃子の名を挙げなかったことについて記者に突っ込まれると「もも(嗣永)にこんなこと言ったら怒られちゃう(笑)」とはにかんだ。
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