BOOM BOOM SATELLITES、新作「LAY YOUR HANDS ON ME」が最後の作品に

BOOM BOOM SATELLITESが、6月22日にリリースする新作CD「LAY YOUR HANDS ON ME」が最後の作品になることを発表した。

中野雅之（Programming, B）はその理由について、川島道行（Vo, G）の脳腫瘍による麻痺などの後遺症のためである旨をオフィシャルサイトにて説明。川島がミュージシャンとしての役割を「LAY YOUR HANDS ON ME」を作り上げたことで終え、現在は家族と共に穏やかな日々を過ごしていることを報告している。

また中野は「祝祭と終焉、静けさ、そして新たな始まり。まるでこのバンドの生涯を22分で描ききったような壮大で美しい作品に仕上がったと思います」「『遂に10枚目のアルバムが完成した』と、僕は言い切ってしまおうと思います。バンド史を締め括るのに相応しい作品です」と新作の出来栄えに自信をうかがわせると共に、「川島くんと一緒に数え切れないほどの景色を見てきました。何を思い返しても簡単な事は無かった。思いのままジタバタして、もがいて、駆け抜けてきました。振り返るとどれも素晴らしく、誇らしく、思い出達はキラキラと輝いています」とつづっている。

なお「LAY YOUR HANDS ON ME」にはアニメ「キズナイーバー」のオープニングテーマとして書き下ろされた表題曲のほか、「STARS AND CLOUDS」「FLARE」「NARCOSIS」の計4曲を収録。本日6月1日よりGYAO!では、表題曲のミュージックビデオのフルバージョンを公開している。