でんぱ組.inc「ファンキル」主題歌初披露「クールな部分を絞り出した」

スマートフォン向けRPGゲーム「ファントム オブ キル」のコンセプトフィルム「ファントム オブ キル -ZEROからの反逆-」の完成披露イベントが、本日4月7日に東京・六本木ヒルズアリーナにて開催。ゲームのイメージキャラクターで、コンセプトフィルムの主題歌を歌うでんぱ組.incが登壇した。

「ファントム オブ キル -ZEROからの反逆-」はゲームの世界の前日譚を描いた、約21分のショートムービー。Production I.Gが制作を手がけ、主人公・ZEROの声優を藤原竜也が務めている。

イベントの冒頭ではでんぱ組.incと藤原、共演者の阿澄佳奈、ゆかな、塩谷直義監督、今泉潤プロデューサーがリムジンに乗って登場し、観客から大歓声を浴びる。でんぱ組.incの古川未鈴は雨に見舞われた会場を見回し「私たちは雨女気質なところがあるので、もしかしたら私たちのせいかなと（笑）」と場内を和ませた。

その後は「ファントム オブ キル -ZEROからの反逆-」が上映される。映像が終わると古川は「私たちはすごいオタクなので、高まるシーンとか『この構図いいよね！』っていう場面がたくさんあったんですよ！ あっという間でした」と興奮気味に感想を語った。主題歌の「Truth of the ZERO」については、古川が「いつもの楽曲よりカッコいい曲」、相沢梨紗が「シリアスな感じで、メンバーもカッコつけて歌わせてもらいました（笑）」とアピールした。

最後はでんぱ組.incが主題歌「Truth of the ZERO」をライブ初披露し、さらに「ファントム オブ キル」テーマ曲の「Phantom of the truth」もパフォーマンス。終了後の囲み会見では、夢眠ねむが「普段はゆかいな声で歌ってますけど、今回は世界観を壊さないように歌いました」、成瀬瑛美が「カッコいい歌を歌ってみたかったので、自分の中のクールな部分を……あまりないんですけど（笑）、絞り出して歌いました」とこれまでの楽曲と主題歌の違いを語る。また、夢眠は今回のイベントについて「リムジンに乗って、レッドカーペットを歩く経験をするとは思ってなかったんですけど、どう降りるのかわからなくて（笑）」と振り返り、報道陣の笑いを誘った。

4月16日からは全国5都市にて「ファントム オブ キル -ZEROからの反逆-」の試写会イベントが行われる。このうち日程が決まっている4会場では、でんぱ組.incのメンバーが登壇する。応募締め切りは名古屋と大阪公演が本日4月7日23:59、札幌と福岡公演が4月14日23:59。