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GRAPEVINEとSuchmos、The Style Council名曲を一夜限りのセッション

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GRAPEVINEとSuchmosのセッションの様子。(撮影:日吉純平)

GRAPEVINEとSuchmosのセッションの様子。(撮影:日吉純平)

GRAPEVINEとSuchmosが2月27日に大阪・梅田CLUB QUATTROでツーマンライブ「SOMETHING SPECIAL Double Release Party」を開催。このイベントは2月19日の東京・LIQUIDROOM公演に続いて行われたもので、GRAPEVINEは2月に発売された最新アルバム「BABEL,BABEL」、Suchmosは1月リリースの4曲入りCD「LOVE&VICE」と、それぞれ新作と携えてのステージを繰り広げた。

波音のSEが流れる中、まずはSuchmosが登場し「神奈川県の海沿いから来ました!」と挨拶。地元である神奈川・茅ヶ崎の情景を感じさせる「Pacific」からライブを開始させ、続く「YMM」ではYONCE(Vo)がハンドクラップでフロアを煽った。

彼らは「長年のGRAPEVINEファンである皆さんの前でライブをできるのは光栄」と言いつつ、「Miree」「STAY TUNE」といった代表曲を連発し、高い演奏技術による一体感のあるバンドサウンドで自身の存在感をアピール。「GRAPEVINEの前にあったまっておきましょうよ」と言ってパーティチューン「Alright」で会場をヒートアップさせ、ラストに「一緒に徘徊しようぜ」という言葉とともに浮遊感のある新曲「MINT」をオーディエンスに届けた。

続くGRAPEVINEのライブは、田中和将(Vo, G)のアコースティックギターを弾き語りによる、柔らかな光を感じさせる「Big tree song」からスタート。オーディエンスから自然と手拍子が沸き上がる。彼らはその後、バンドサウンドを軸にしたスタイルで、最新アルバムのラストナンバー「TOKAKU」と、同アルバムのオープニングを飾る「EAST OF THE SUN」を演奏。またダンサブルなベースラインが特徴の「MAWATA」や、絶妙なコーラスワークが印象的な「エレウテリア」など、Suchmosの対バンを意識したドラマチックな展開の楽曲で会場を沸かせた。

田中はうれしそうに「Suchmos、素晴らしかったでしょ?」と語り満足げな表情。中盤は「『BABEL,BABEL』からバベリます」と宣言し、最新アルバムからの曲を中心に披露していく。「EVIL EYE」ではオーディエンスは腕を上げてバンドサウンドを体感。「MISOGI」「CORE」で繰り広げられた圧巻のセッションを経て、最後は1音ずつ確かめるような丁寧な演奏で「Everyman,everywhere」を歌った。

その後アンコールで彼らはSuchmosのYONCEをステージに呼び込んで、田中と2人でGRAPEVINEの「11%MISTAKE」をデュエット。さらに「BABEL,BABEL」Tシャツに着替えたSuchmosのほかのメンバーも加わり、The Style Councilのカバー「My Ever Changing Moods」が披露された。Suchmosの面々はマラカスやタンバリン、カウベルを手にして楽しげに踊り、ハッピーな空気の中ツーマンライブは終演した。

「SOMETHING SPECIAL Double Release Party」
2016年2月27日 大阪府 梅田CLUB QUATTRO セットリスト

Suchmos

01. Pacific
02. YMM
03. Miree
04. STAY TUNE
05. Dumbo
06. Jetcorst
07. BODY
08. Alright
09. MINT

GRAPEVINE

01. Big tree song
02. TOKAKU
03. EAST OF THE SUN
04. MAWATA
05. BABEL
06. SPF
07. エレウテリア
08. EVIl EYE
09. MISOGI
10. CORE
11. Everyman,everywhere
<アンコール>
12. 11%MISTAKE
13. My Ever Changing Moods

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