アニメ映画「
「名探偵コナン 業火の向日葵」は、ゴッホの名画「ひまわり」を巡る主人公・江戸川コナンとライバルの怪盗キッドの攻防戦を描いた、シリーズ初の美術もの。ポルノグラフィティはこの映画に主題歌「オー!リバル」を提供しており、絵画鑑定士の宮台なつみ役で
この日の舞台挨拶にはポルノグラフィティと榮倉のほか、コナン役の高山みなみ、毛利蘭役の山崎和佳奈、毛利小五郎役の小山力也、怪盗キッド役の山口勝平といった声優陣、コナンとキッドの着ぐるみも登壇。さらに逆オファーにより美術館員役で“応援出演”を果たした
榮倉は「子供のときから観ていた『コナン』の世界に自分が入れてうれしかったです」、知英は「韓国でも『コナン』が大好きで毎週観ていたので、参加できてうれしいです」と挨拶。ポルノグラフィティの岡野昭仁(Vo)は主題歌について「日本だけでなく、世界中で人気のある『コナン』の主題歌に携わることができて光栄です。現時点での最高傑作と言える曲ができたと思います」と自信を見せる。新藤晴一(G)は「皆さんが映画を観終わったあと、映画館の外でコナンくんやキッドくんの気持ちになってもらえれば、という気持ちで書きました」と、歌詞に込めた思いを語った。
主題歌の制作秘話を岡野は「映画の制作サイドから『ポルノグラフィティが得意とする、ラテン調で作ってほしい』という要望をいただいて。得意なものをそのままやることへのプレッシャーも感じたんですが、『コナン』という作品のスケールの大きさや期待値に応えるには、自分たちの得意技を存分に出していこうと決めました」と明かす。また、新藤は周りの反響について「個人的にも喜びは感じたんですけど、周りの人たちが『コナンの曲をやるんだね、すごい』って言ってくれて。『紅白歌合戦』に出たときもそんな感じだったんですが(笑)、『コナン』のすごさを改めて感じました」と語った。
さらに「主題歌に決まったことが公表される前に(シングル用の)新しいアーティスト写真を発表したんですが、レンガをバックにした写真を見ただけでファンの人たちから『あっ、これコナンの主題歌やるんじゃない!?』って反響があって……。あれだけで気付くなんてすごいな、と『コナン』の認知度の高さに驚きました」という裏話も披露。ファンの推理力、勘のよさに驚いた様子を見せた。
舞台挨拶の後半では、映画の中でのコナンとキッドの対決にちなみ「お花見に誘う告白対決」と銘打った企画が実施された。観客に向けて「お花見に誘うための告白フレーズ」をコナンとキッドが披露し、そのジャッジをポルノグラフィティの2人と榮倉、知英が下した。コナンは「心配すんなよ、花見の会場で事件なんてそうそう起こらないから」と言い放ち、観客の爆笑を誘う。一方、キッドは「またいつか、あなたとお花見をしたいものです……世紀末の鐘が鳴り響く前に」とカッコよくキメたものの「世紀末ってことは85年も待たせるの?(笑)」と出演陣から総ツッコミを受けていた。対決の結果はコナンが勝利。榮倉と知英から頬にごほうびのキスを受け、大いに照れる素振りを見せた。
映画「名探偵コナン 業火の向日葵」は4月18日より全国公開。主題歌「オー!リバル」はポルノグラフィティのニューシングルとして、4月15日にリリースされる。
関連商品
リンク
- 映画『名探偵コナン 業火の向日葵(ごうかのひまわり)』
- ポルノグラフィティ|PornoGraffitti Official Site
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
コナン情報局 @conan_magic
【音楽ナタリー】ポルノグラフィティ「コナン」舞台挨拶でファンの“推理”を賞賛 http://t.co/tJZHi9dMe8