竹村延和がニューアルバム「Zeitraum(ツァイトラウム)」を2月26日にリリースすることが決定した。
竹村は2007年に未発表トラック集「kobito no kuni(unreleased tracks~1999)」、2012年にツジコノリコとのコラボアルバム「EAST FACING BALCONY」を発表しているが、本作は個人名義のオリジナルアルバムとしては2002年に日米で発表された「10th」以来、実に12年ぶりの新作となる。
今作のタイトルは「時間」「期間」を意味するドイツ語。このタイトルには、おびただしい情報の波に飲まれて画一化してしまうことを避けるため、あえて彼が沈黙と孤立を選択してきた「期間」、そして竹村自身がアートワークのために描いたイラストのように「時計を前に何かを待つ」様子という、二重の意味が込められている。
このアルバムは異なる時期にさまざまな目的で制作された楽曲から構成。2013年3月のベルリンHKW主催フェスティバルで発表された5人の演奏家と映像による作品「内面化された異物」や、2011年にメキシコで上演された音と映像の戯曲「それぞれの時間で」からの楽曲、そして映像作品やアニメーション、インスタレーション用に制作された音源など11曲が収められる。竹村が目指してきた童話風の世界観を継承、発展させた、ドイツ語の響きが活かされた1枚だ。
竹村延和「Zeitraum」収録予定曲
01. 記述されない時間
02. 透明なる世界
03. くだの運動
04. ジーグラウブト
05. カラスの涙
06. 夜の書物
07. 蝶番で結ばれた世界
08. ねじ巻き時計
09. 蛇のはなし
10. 君はすぐ忘れるから
11. 垂直であること
リンク
- Nobukazu Takemura official page
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そんし @TMGSNS
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