東京国際映画祭が開幕、メリル・ストリープ、松山ケンイチ、蒼井優らが花添える

本日10月25日、東京・六本木ヒルズアリーナにて第29回東京国際映画祭のレッドカーペットイベントが開催された。

イベントは、艶やかな着物を着たフェスティバル・ミューズ黒木華の登場から幕開け。ステージに上がった黒木は「初めて東京国際映画祭に参加します。皆さんと一緒に楽しみたいです」と挨拶した。

レッドカーペットには、監督作の特集が行われる岩井俊二や細田守が登場。また「うつくしいひと」より橋本愛や行定勲、「種まく旅人～夢のつぎ木～」より高梨臨と斎藤工、「アズミ・ハルコは行方不明」より蒼井優、高畑充希、松居大悟、「雪女」より杉野希妃や青木崇高らが会場を訪れ、海外メディアを含む報道陣の質問に笑顔で応じていく。

特別企画「TIFFアニ!!」で冒頭15分が上映される長編アニメーション「虐殺器官」のキャスト中村悠一、櫻井孝宏もレッドカーペットに参加。また海外作品から「シェッド・スキン・パパ」のフランシス・ンやルイス・クー、「7分間」のオッタヴィア・ピッコロ、ミケーレ・プラチドなどが登場しイベントに花を添えた。

終盤にはクロージング作品「聖の青春」より松山ケンイチ、東出昌大、森義隆が登場。雨が降る中、ファンのサインや写真の要望に笑顔で対応していた。またオープニング作品「マダム・フローレンス！ 夢見るふたり」を引っさげ来日したメリル・ストリープも参加し、「東京の皆さん、雨の中お越しくださり、ありがとうございます」と挨拶。続けて「オープニング作品に選ばれて光栄です。ヒュー・グラント、サイモン・ヘルバーグは素晴らしい共演者だった。皆さんにぜひ楽しんでもらいたい」と満面の笑みで観客にメッセージを届けた。

本日より開幕した東京国際映画祭では、11月3日までの期間に計204本の映画を上映する。