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本作は、実在のソプラノ歌手フローレンス・フォスター・ジェンキンスを主人公にした物語。偉大なオペラ歌手になることを夢見るフローレンスの無謀な挑戦と、彼女を支える夫シンクレアの奮闘を描く。ストリープがフローレンス、
明日10月25日に第29回東京国際映画祭でオープニング作品として上映される同作。ストリープは「選出されたことを光栄に思っております。本当はみんなで日本に来れたらよかったんですけど、仕事で忙しいんですね。私だけ暇だったので来ることができました」と述べ、イベント冒頭から会場の笑いを誘う。
自身が演じたフローレンスについてストリープは「音楽を心から愛していた方です。ニューヨークの音楽シーンを支援しつつも、心の中では自分が歌手になりたかった」と説明。続けて「実際のオペラのコーチを付けて、しっかり歌えるようになるまでトレーニングを積みました。その上で音程を外すような特訓を受けたんです」と妥協のない役作りを明かした。
ここで、報道陣からストリープに夫婦円満の秘訣に関する質問が飛ぶ。ストリープは「私が役に固執したり、ムードが変わったりすることを、夫は理解してくれる。すべては彼のおかげですね」と吐露。またフローレンスとシンクレア夫婦に関して「2人は芸術や音楽に関わっていたいという夢を共有していたんです。だからこそずっと一緒にいられたんだと思います」と自らの考えを語った。
イベント終盤では、昨日10月23日に京都を訪れたというエピソードも披露。「アメリカでは豆腐は1種類しかないんですが、ありとあらゆる豆腐があったのでびっくりしました。素晴らしかったです」と笑顔を見せた。
「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」は、12月1日より東京・TOHOシネマズ 日劇ほかにて全国ロードショー。
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- 「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」公式サイト
- 「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」予告編
- 第29回東京国際映画祭公式サイト
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